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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

2014年買ってよかったもの。ラスト iPhone6及びヘルスケアアプリ関連。

2010年にiPhone4を買って以来、携帯電話はずっとiPhoneだ。

2年の契約毎に、その年に出た新しいiPhoneに替えてきた。というわけで、2014年はiPhone6を買った。

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iPhoneは、例年色々なリーク情報が錯綜し、今回のiPhone6もその大きさや材質、内蔵される機能など、本当に様々な噂が流れた。

毎年不思議だなと思うのは発売日に関するもので、まず新型が発売されると、次は2月あたりに新モデルが出るらしいという噂が出始め、いや4月だ、いや6月だ、結局9月だという一連の「関係筋」からのリーク情報の流れは、もはや様式美になっていると言える。

そういう毎年の恒例行事の中でも、一番気になっていたのは、やはりその大きさに関するものだった。

 

スティーブ・ジョブズが初代iPhoneを発表して以来、iPhoneは解像度の比率を殆ど変更せずにiPhone5sまで来た。iPhone5で縦に伸びて端末のサイズが変わりはしたが、iPhone6は横幅も増えるという。

 

実際に発表会でお披露目されたiPhone6は、ここ数年の慣例通り、リーク情報そのままの姿だった。


iPhone 6 と 6 Plus - Apple Store(日本)

 

4.7インチと5.5インチの2モデル展開。しかも、iPhone5sも併売を続けるというので、実質的には3モデル展開になる。

スティーブ・ジョブズAppleに復帰して、多モデル展開していたMacを始めとするプロダクトの断捨離をして、製品ラインナップをシンプルにしたのとは対照的に、iPhoneはわかりにくくなった。そう感じた発表会だった。

種類の多さに対する批判や、シンプルさへの執着を語ったPVまで作っておきながらこれかぁ…とか思ってしまったりもした。


Apple - Designed by Apple 日本語字幕 - YouTube

とにかく、発表会時点でのiPhone6に関しては、正直期待よりも不安の方が大きかった。

 

だが、実際に手元に届いてみると、背面のカメラが飛び出していることと、いわゆる「Dライン」以外は素晴らしい仕上がりで、さすがAppleと言えるレベルの製品だった。

 

iPhone5sから採用された指紋認証システム「TouchID」は更に反応が良くなって、しかもAPIサードパーティにも開放されたことにより、色々なアプリで使えるようになってますます便利になった。

 

端末の薄さは特筆すべきもので、ズボンのポケットに入れておくと、しゃがんだ時に曲がってしまうのではないかと不安になってくる。実際にiPhone6Plusではそういった騒動が海外で巻き起こったが、実際にはちょっと良くわからない決着をした感じで、本当に日常的な使用で曲がってしまうのかどうかは不明である。

 

iPhoneが大きくなったことで、画面上部にアクセスしにくい問題を解決するためにAppleが出した答えがリーチャビリティだ。


iPhone 6 Plus リーチャビリティ機能検証 - YouTube

ぶっちゃけ、富士通の携帯に搭載されているスライドディスプレイという機能の丸パクリである。が、案外この機能は使わない。Plusなら使うのかもしれないが、無印iPhone6ではそこまでこの機能のお世話になることは無かった。

 

なんだかんだ言って、iPhoneはプロダクトとしての完成度は高く、高級感もある。

特に今回は曲面ディスプレイを採用しているだけに、より一層他のスマートフォンとの違いが引き立っている。それだけに、飛び出しているカメラやDラインが残念なのだが、そこは純正のケースを付けることで気にならなくなっている。まあ、これはファンならではの認知的不協和なのかもしれないけどね。


iPhone 6レザーケース - ブラック - Apple Store(日本)

 

そして、iPhone6というか、iOS8の目玉機能の一つであるヘルスケアアプリ。これは個人的には非常に役にたっている。ちょうどiPhone6を買った時期に体調を崩したという事もあるが、ヘルスケアアプリは凄い可能性を秘めていると思う。

 

今までも、例えば体重計や活動量計などが連携するアプリはあった。が、それはそのデバイスを作ったメーカーが用意したアプリ内だけでの話であり、端末にデータが集約されるものではなかった。ヘルスケアアプリは、そういうデータの集約先であり、一覧できるダッシュボードの役割を果たしている。

 

あと、なにげに便利だと思うのが、メディカルIDだ。


[iOS8]ヘルスケアのメディカルIDを設定してみました。 - YouTube

iPhoneに自分の病気や通院している病院の住所、持っているアレルギー、使用中の薬、主要な緊急連絡先、血液型、臓器提供意志などを入力しておける。これはiPhoneのロック画面からアクセスすることができ、急な発作で倒れた時などに、第三者に緊急連絡してもらうことを想定している。

もちろん、悪意のある第三者の前ではなんの役に立たない機能ではあるが、少なくとも、こういう機能が標準装備されていることは、自分の周りの人にだけでも周知しておくと、何かあった時に役に立つだろう。

 正直いって、自分が発作性の体調不良になるまでは、このメディカルIDの重要性がわからなかったが、これは使い方がわかっていれば非常に便利だし、よく考えられていると思う。

健康な人には関係ないけどね。

 

体調を崩してから幾つかのヘルストラッキングデバイスを買ったが、どうしてもこのヘルスケアアプリとの連携を考えて買ってしまった。やはり情報は集約したいのだ。だが残念ながら、日本のメーカーの製品はほぼ全てヘルスケアアプリには対応していなかった。なので、買ったのは全て海外製の製品だけだ。

Appleの市場創出力には舌を巻くばかりだが、こういった波に乗らずに、自分たちの垂直統合ビジネスで全てを賄おうとする日本のメーカーの姿勢は、潔くもあるが閉鎖的でもあり、日本の音楽配信電子書籍配信が失敗に終わった前例を繰り返しているように見えなくもない。

まあ、まだこの分野はそれほど巨大な市場ではないので、そこまで言うのは大げさかもしれないけど。

 

そして、Appleはこのさき医療機関と提携して、ヘルスケアアプリと医療機関との共有を画策しているとも言われている。もし、これが実現すれば素晴らしいことだと思う。

ひょっとしたらお薬手帳を持ち歩く必要もなくなるかもしれないし、Siriで病院の予約をとれる未来が来るのかもしれない。どういう提携をするのかはまだわからないが、もしそうなれば、iPhoneはますます手放せないものになっていくだろう。

 

その他にも、例えば曲面ディスプレイのせいで保護フィルムが貼れないとか、iOS8がちょっとキビキビ感に欠けるとか、細かい不満は無いこともないが、それでも満足度は高い。

 

常に持ち歩くものだけに、iPhone6が買ってよかったと思えるもので本当に良かった。