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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

Fitbit Zip vs UP MOVE比較レビュー

昨年の12月から、iPhoneではなく活動量計を利用して一日の活動量を測定している。

iPhoneのセンサーも優れているのだが、iPhoneを常に携帯できる仕事をしているわけではないので、どうしても本当の活動量を知りたければ、活動量計を使用せざるをえない。

というわけで、今使っている活動量計の、ちょっとしたレビューを書いてみようと思う。

 

最初は国産の活動量計を買おうと思った。

 例えばタニタのカロリズム

 

オムロンのHJA-700T

 

この二つが候補に上がった。が、以前のエントリ

自分を測るということ。 - Yukibou's Hideout on Hatena

 

で言及したとおり、国産メーカーの活動量計は、残念ながらiOS8のヘルスケアアプリと連携してくれない。つまり、将来的に活動量計を別のものに変えた時に、それまでのデータが失われ、イチからログの取り直しになる可能性があるのだ。たぶん、そういうことになれば、やる気を無くしてしまうと思う。

こういうのは、ログが溜まっていくから面白いのだ。それをたまに見返したりして、ニンマリする自己満足こそが、ライフログやヘルスログのキモなのだ、と勝手に思っている。

まあ、それ以前に「iPhoneから買い換えたらどうするつもりなんだお前は」という問題もあるにはあるが、当面iPhone以外のスマートフォンにする予定がないので、そこは現状では考慮しないことにする。

 

というわけで、iPhoneのヘルスケアアプリ連携を前提で最初に買ったのが、Jawboneの「UP MOVE」(以下MOVE)である。

 

 

このMOVE、単体の活動量計としては完成度が高いとはいえない。なんといってもディスプレイが無いのだ。この放射状の模様の部分がボタンになっていて、押すと中に仕込まれたLEDが光って、現在のだいたいの進捗状況をお知らせしてくれる。

 


UP MOVE - Wearing and Caring - YouTube

ただ、本当にだいたいの状況しかわからないので、詳しい情報を知るためにはアプリを使わなければならない。このMOVEの最大の問題点はこのアプリ「UP」にある。

UP - Tracker Required (UP/UP24/UP MOVE)

UP - Tracker Required (UP/UP24/UP MOVE)

  • Jawbone
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

 

App Storeのレビューにも結構書かれているが、バグが多いのだ。

自分の場合は、ヘルスケアとの連携が出来なかった。それが目当てで買ったのに、これでは意味が無い。何か自分が悪いのかと思って、アプリの再インストールやiPhoneの再起動など、考えられうる限りのトラブルシューティングをやってみたが、結局連携が成功することはなかった。

ひょっとしたら次の日になれば情報が入っているかもしれないと淡い期待を抱いて、睡眠モードにして眠ってみたが、そんなことはなかった。それどころか、何故か睡眠時間がダブって記録されていて、「睡眠時間200%達成!」などと表示され、使う気力が200%無くなってしまった。

 

というわけで、MOVEは早々にApple Storeに返品し、代わりに買ったのが「Fitbit Zip」(以下Zip)だ。

【日本正規代理店品】Fitbit Zip Charcoal ダークグレー FB301C-JP

【日本正規代理店品】Fitbit Zip Charcoal ダークグレー FB301C-JP

 

 

もともとはこっちを買うつもりだったのだが、何故かFitbitはAppleと袂を分かってしまったので、ヘルスケアアプリから離脱してしまった。なので、買う候補から外れてしまっていたのだ。

 

だが、有料だが「SyncSolver」というアプリを使えば、Fitbitのデータを無理やりヘルスケアに送り込むことが出来る。

Sync Solver for Fitbit

Sync Solver for Fitbit

  • James McAndrew
  • ヘルスケア/フィットネス
  • ¥200

 

ただし、この「SyncSolver」は自動で動作するわけではないので、ヘルスケアアプリにデータを送る時は、アプリを立ち上げて、「Sync Now」という部分をタップする必要がある。

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つまり、データのリンクは手動だ。そこを面倒と考えるかどうかだが、個人的にはそこまで面倒くさいとは思っていない。理想を言えば全自動にしたいのだが、これ以外に方法がないので仕方ない。

 

ちなみに、「iPhoneが駄目ならリストバンド型の活動量計を使えばいいじゃない」と言われるかもしれないが、残念ながらそういうアクセサリ類も駄目な職場で働いているので、クリップ型の活動量計しか選択肢がないのだ。

 

というわけで、Zipを使い始めたのだが、結論から言えば、初めからこっちを買っておけばよかったというのが正直な感想だ。

 

見やすいとはいえないが、液晶ディスプレイが付いているので、単体の活動量計としても機能するし、MOVEがただでさえ押しにくいボタンのダブルクリックを強いられるインターフェイスであるのに対し、Zipはタップで画面表示を切り替える。タップと言っても、画面がタッチパネルになっているのではなく、本体のどこでもいいから軽く弾くようにタップするだけ。

MOVEのLEDによるアナログ的な表示と違って、きちんと数字で歩数、歩行距離、消費カロリー、あと、何故か顔文字が表示される。この顔文字は、目標の達成具合を示していて、アカンベーからスマイルまで数種類用意されている。


Review: Fitbit Zip Wireless Activity Tracker - YouTube

 

 

アプリである「Fitbit」も、UPと比べるとバグらしいバグがなく、よく出来ている。

Fitbit

Fitbit

  • Fitbit, Inc.
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

 

アプリに関しての基本的な機能は「UP」も「Fitbit」も似たようなものだ。

歩数、歩いた距離、カロリーカウンター、睡眠トラッカー、ワークアウトの記録、そして、フレンド登録的なものをした第三者との競争などである。

「UP」と「Fitbit」の最大の違いは、「Fitbit」のアプリ単体では睡眠時間を記録できないということだ。「Fitbit」で睡眠時間を記録したかったら、「One」もしくはリストバンド型の「Flex」か「Charge」を使うしか無い。が、いずれも高価な代物なので、睡眠記録はiPhoneのアプリの「SleepMeister」を使用している。

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラーム Lite

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラーム Lite

  • Naoya Araki
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

 というわけなので、「Fitbit」のアプリでも「UP」のように睡眠時間がダブって記録されてしまうことがあるのかどうかはわからない。今にして思えば、あれはUP MOVEとiPhoneの睡眠トラッキングのデータをどちらとも拾ってしまったのではないかと思っているのだが、今は手元にないので検証のしようがない。

 

価格的な面で見ても、「Zip」は4000円台なのに対し、「MOVE」は6000円台と、睡眠記録機能が付いているからなのか、MOVEの方がずっと高い。だが、この価格に見合うだけの価値がMOVEにあるのかと問われれば、素直に首を縦に振る気にはなれない。この価格帯なのであれば、正直液晶ディスプレイはやはり欲しい。

あと、MOVEは本体を収納するシリコン製のカバーがやたら硬くて、本体をはめ込むのが大変だった。公式動画だと簡単にはめているけど、あれは相当慣れないとあんなにスムーズには装着できない。そのうえ、円状の本体なので、きちんと正方向に入らずに、無理やりグリグリしてなおすということもあった。しかし、カバーの硬さのせいで、なおすのも一苦労である。Fitbitの場合は液晶ディスプレイの上にFitbitのロゴがあるので、カバーを付ける方向を迷うということはない。

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というわけで、わかりやすくヘルスログを取るのであれば、個人的にはFitbit Zipの方を勧める。

iPhoneのヘルスケアとの連携がデフォルトでは出来ないのが最大の弱点だし、「SyncSolver」を使ったとしても、例えばカロリーカウンターから記録できるのはカロリーだけで、他の細かい栄養素は転送されない。せっかく「Fitbit」のアプリには細かい栄養素が入力されていても、現時点ではヘルスケアに送り込む方法がない。Fitbit社が考えなおしてAppleと手を組まない限り、今後この問題が解決することはないだろう。

 それを差し引いても、MOVEを使うなら、Zipの方がガジェットとしてもアプリの完成度も上だと感じた。

 

まあ、個人的にiPhoneのヘルスケアアプリ連携重視で選んだので、どうしても海外製品中心の選択になってしまったが、そういう縛りがないのであれば、タニタオムロンなどの国内メーカー製品も選択肢に入れていいと思うが、なんというか、デザインがいかにも歩数計というものが多くて、それがちょっと…とも思ったりする。一言で言えば、シニア向けのデザインにしか見えないものが多いのだ。おまけにデカい。

 

今後、AppleWatchが出れば、この業界ももっと活気づいて、若者向けとか女子向けの製品も出てくるだろう。それまでは、とりあえずZipを使っていこうと思う。

まあ、もう若者でもなければ、元々女子でもないけどね!

 

というわけで、極めて個人的、主観的なFitbit Zip vs UP MOVE比較レビューでした。