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自分用備忘録的な何か。

昭和24年生まれのウチの母親(66)もiPhoneにする時代。

母が携帯を持った理由。

そもそも母が携帯電話を持つようになったのは、J-PHONEがタダで携帯を配っていた時代、たまたまスーパーでクジを引いたら「携帯電話が当選しました!」とかなんとか言われて渡されたのがきっかけである。

今にして思えば、あれは携帯を契約させるためのJ-PHONEの作戦で、別に本当にクジに当たったわけではないのだろうと思っている。ちなみに、その時に「当たった」携帯電話はパイオニア製の携帯だった。あの頃はケンウッドとかも携帯電話作ってたっけ。

 

ガラケーからスマホへ。

そんな母が、2年前に突然「スマホがほしい」と言い出した。どうやら友達がドコモの「らくらくスマートフォン」にしたらしく、画面が大きいのを羨ましく思ったようだ。だが、当時のSoftBankにはあそこまで老人に媚びた携帯は無かったので、その時はZTEの「シンプルスマートフォン 008Z」というのを買った。

これは、普通のAndroid携帯よりもメニューの文字が大きかったり、操作が簡単になっているスマホで、当時のらくらくスマートフォンほど機能が制限されていなかった。特に、らくらくスマートフォンはアプリの新規インストールが出来なかったので、008Zはそれに比べれば普通のスマホに近い存在だったとも言える。

 

お古のiPad2を進呈。

それと時を同じくして、自分がiPadAirを買ったので、いままで使っていたiPad2を母にあげることにした。

これには訳があって、その頃子供を作る予定があり、iPadがあれば子供が生まれた時に、Facetimeを使って快適にTV電話が出来るだろうという目論見があったためである。将来子供が産まれるまでにiPadの操作に慣れておけば、いざ母が孫とTV電話をしたいと思った時にも、戸惑いなく使うことが出来るだろうと思っていたわけだ。

iPadの操作関連で何度もトラブルが有り、実家に行って使い方を教える手間はかかったが、結果的にこの作戦は上手くいった。

まず、無事に子供が生まれた。そして、子供の写真を共有フォトストリームを使って母にどんどん送ることも出来た。毎日送られてくる孫の写真を見て、母もたいそう喜んでいた。

初めは、インターネットはPCで、YouTubeiPadで…などと使い分けていた(今までの使い方を変えたくなかった)りもしたのだが、最終的に母はiPadでネットのニュースを見て、YouTubeアプリでお気に入りの演歌を聞き、Dropboxで携帯と同期させた写真を友達に見せる、くらいのことは出来るようになった。

 

さよなら008Z。

そして、008Zを買って2年が経過する頃、さすがのうちの母も携帯を変えたいと言ってきた。008ZはデフォルトのOSがAndroid2.3で、タッチパネルの反応も極めて悪い。iPadを使っていると、尚更その操作性の悪さが気になるのだろう。外装も結構ボロくなってきたし、個人的にもそろそろ変えどきだとは思っていた。

 

初めは同じAndroidである「アクオスクリスタル」を候補に考えていた。


AQUOS CRYSTAL | 製品を一覧からさがす | 製品情報 | モバイル | ソフトバンク

なぜらくらくスマートフォンSoftBank版である「シンプルスマホ2」ではないのかというと、本人が「あんなババ臭いのは嫌だ」と拒否したからである。


シンプルスマホ2 | 製品を一覧からさがす | 製品情報 | モバイル | ソフトバンク

最近のスマホは画面が大きく、表示される文字も大きいので、普通のスマホでも問題無いだろうと個人的にも思ってはいた。なので、フレームレス構造のお陰で画面サイズの割に本体が小さいアクオスクリスタルは、わりと理想的な選択肢に思えた。母が使うわけがないBluetoothスピーカーももらえるし。

 

iPhoneはどうなの?

ところが、母が「お前の持っているそれはどうなんだ?」と聞いてきた。「お前の持っているそれ」とはiPhone6の事だ。どうやら、共有フォトストリームやFacetimeを使っているうちに、iPhoneにも興味が出てきたらしい。今まで携帯はAndroidを使ってきたわけだが、iPadも平行して使っていたわけだし、慣れさせるのはそれほど難しいことではないのかもしれないと考えて、最終的にはiPhone6に機種変更することにした。

 

よくよく考えてみれば、iPhoneはその生みの親であるスティーブ・ジョブスが「今までの携帯は超使いづらい。もっと超簡単に使える携帯がiPhoneだ」といって世に送り出した代物なのだ。


iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕) - YouTube

そう考えれば、一度iOSデバイスの使い方を覚えているウチの母なら、わりと同じような操作のiPhoneだってなんとかなるはずなのだ。

 

実際問題、008Zと比べて格段に上がったiPhone6のレスポンスにはとても感激していたし、写真の撮り方が簡単だったのにも喜んでいた。メールはいままでと少しやり方が違って、ちょっとトラブルもあったが、まあなんとかなるだろうというところまでは教えられた。いままでiPadでしか確認できなかった共有フォトストリームやFacetimeがiPhoneで出来るようになったのも、便利だと感じていたようだ。一応Siriの使い方も教えてはみたが、あれはちょっとコツがいるのでまだ難しいかもしれない。

 

何事も「慣れ」である。でも、本当に凄いのは…

とはいえ、66歳の母が使い始めたにしてはわりと順調にいったほうだと思う。やはり、2年間のiPadの慣らしが効いているのだ。

母は時計の電池の入れ替えもできないほどの機械音痴ではあるが、会社員時代はフロッピーディスク十数枚を使って、毎日会社の会計データをバックアップしていた。やり方を教わって、毎日やっていればそういう面倒な作業も出来るようになるし、同じように日常で使えるようにしておけば、最新デバイスでもそれなりに使えるようになるのである。

 

継続は力なりというのは本当だなというのと、孫が生まれるという一大イベントのパワーの凄さを思い知った。

ちなみに、奥さんの母、つまりお義母さんの方もiPhoneにすることが決まっている。

孫凄い。マジで。