Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

AppleWatchとiPhone+Fitbit Zip+SmartBodyAnalyzerを比較して酸っぱいブドウしてみる。

AppleWatch発表。

先日のAppleスペシャルイベントで、待望の「AppleWatch」の詳細が発表された。

色々噂はあったが、結局は昨年発表された内容から大きな変更はなく、発売スケジュールと価格、そして詳細なアプリなどの挙動が明らかになった。


Apple Watch - The Watch Reimagined - YouTube

Appleにしては、選べるモデルの数がおびただしいと言えるほどに多く、価格の幅も4万2800円〜218万円(!)と多岐にわたっている。

諸般の事情から、この初号機には手を出さないと決めているため、今回は自分の現在の環境と、AppleWatchで出来ることのうち、主にヘルスログ関連の機能の比較をしてみようと思う。

はじめに断っておくが、AppleWatchは欲しいとは思っているし、もし買えば便利になるのは十分にわかっている。だが、自分の現在の生活環境にはまだ合わない可能性のほうが高いため、現時点では買わないと決めているのだ。

 

現在のヘルスログ環境。

では、まず自分の現在のヘルスログ環境であるが、使っているのは

iPhone6

iPhone6  64GB SoftBank スペースグレー Apple 4.7インチ

iPhone6 64GB SoftBank スペースグレー Apple 4.7インチ

 

 活動量計のFitbitZip

【日本正規代理店品】Fitbit Zip Charcoal ダークグレー FB301C-JP

【日本正規代理店品】Fitbit Zip Charcoal ダークグレー FB301C-JP

 

 Wi-Fi体重計 Withings Smart Body Analyzer

この三つのデバイスの組み合わせである。 

 

他に連携アプリとして

Fitbitのアプリ「Fitbit」

Fitbit

Fitbit

  • Fitbit, Inc.
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

Fitbitのデータをヘルスケアアプリに送り込む「SyncSolver」

Sync Solver for Fitbit

Sync Solver for Fitbit

  • James McAndrew
  • ヘルスケア/フィットネス
  • ¥200

Withings Smart Body Analyzerのアプリ「Health Mate by Withings」

Health Mate by Withings - 歩数トラッカーとフィットネスコーチ

Health Mate by Withings - 歩数トラッカーとフィットネスコーチ

  • WiThings, S.A.S.
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

 睡眠記録アプリ「SleepMeister」

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラーム Lite

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラーム Lite

  • Naoya Araki
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

と、複数のアプリを使用してデータをヘルスケアアプリに集約しているが、これだけだと案外一覧性に欠けるので、ダッシュボードアプリとして「Fitport」も使っている。

FitPort ヘルス&フィットネスダッシュボード

FitPort ヘルス&フィットネスダッシュボード

  • Flask LLP
  • ヘルスケア/フィットネス
  • ¥200
 
 現在の生活スタイル。
  1. 起床。SleepMeisterの睡眠記録を停止。
  2. FitbitZip(以下Zip)を外す。(ちなみに、寝るときもZipはそのままつけているが、エントリーモデルであるため、睡眠時間を測定してくれない)
  3. SmartBodyAnalyzerで体重、体脂肪、心拍数を測る。結果はWi-Fi経由でiPhoneのヘルスケアアプリに転送される。その後、シャワーを浴びる。
  4. 服を着替え、Zipを装着。
  5. 朝食。たいていはフルグラ。Fitbitアプリに食べたものを入力し、カロリー計算。
  6. 出社。仕事中もずっとZipは襟首に装着したまま。なぜか体調が悪くなってしまうので、会社では昼食は摂らない。
  7. 仕事が終わり、退社。平日は帰宅後にSmartBodyAnalyzerに乗って、各種数値の変化を確認する。
  8. 夕食。Fitbitアプリに食べたものを記録。
  9. 就寝。睡眠時間を記録するため、SleepMeisterを起動。バックグラウンドでも、ちゃんと睡眠時間を記録してくれるため、iPhoneをいじりながら寝落ち。
 
AppleWatchを買うことによる変化。

まだ発売されていないし、サードパーティ製のアプリもリリースされていないので、半分予想が入った話にはなるが、AppleWatchを買うと現在の環境から何を削れるか考えてみよう。

まずFitbitとSmartBodyAnalyzerの一部機能の代わりにはなる。活動量だけでなく、ワークアウトの記録も出来るし、体重は測ることが出来ないが心拍数は測れる。現時点でわかっているプリインストールアプリだけでも、Fitbitは身につける必要性が薄れる。

これからアプリがリリースされたり、既存のアプリとの連携が予想されるので、たとえばカロリーカウンターや睡眠記録もできるようになれば、FitbitアプリやSleepMeisterも必要なくなってしまうかもしれない。

そうなると、生活スタイルはずいぶん変わることになる。

 

AppleWatch購入後の生活スタイル(予想も含めて)。
  1. 起床。AppleWatchの睡眠記録アプリ*1を停止。
  2. シャワー前にSmartBodyAnalyzerで各種数値を測定。ただし、心拍数はAppleWatchがいつでも測ってくれる。
  3. 服を着替え、AppleWatch を装着。
  4. 朝食。カロリーカウンターに入力。
  5. 出社。仕事中は腕時計禁止なので、バンドを外してポケットに入れるか、将来出るであろうクリップ型のケース等に入れ替え、仕事。
  6. 退社前にバンドにAppleWatchを入れ替え、装着して帰宅。
  7. SmartBodyAnalyzerで各種数値測定。
  8. 夕食。カロリーカウンターに入力。
  9. 就寝。AppleWatchの睡眠記録アプリで睡眠記録開始。

と、項目自体はそんなに変わらないが、間違いなく生活スタイルはスマートになる。

元々、Fitbitはヘルスケアにデータを送ってくれないので、無理やりSyncSolverで転送しているのだが、その必要がなくなるし、SleepMeisterなどの複数のアプリを駆使してログを取る必要がなくなるのだ。これはかなり便利になるし、楽にもなる。

他にも、ヘルスログ以外に多彩な機能が手に入る。iPhoneからのメール、電話、メッセージの通知。ディスプレイをiPhoneのファインダーとして使うことも出来るし、いずれ日本でも始まるであろうApplePayも(iPhone6でなくても!)腕を端末にかざすだけで使える。

いい事づくめじゃないかと思えるかもしれないが、当然AppleWatchにはデメリットも有る。

 

AppleWatchを買うデメリット。
価格の高さ。

最安のスポーツタイプでも4万円代半ばである。確かに、時計というジャンルはラグジュアリーアイテムでもあるし、このくらいの価格は当たり前でもある。

だが、AppleWatchはデジタルガジェットでもある。一度買えば一生ものになるかもしれない高級時計と比べれば、絶対に製品サイクルは短いはずなのだ。恐らくは来年の4月にはもっと改良された新モデルが出る。それに、電池だって劣化していくのだ。そう考えると、この価格帯は高いと言わざるを得ない。

ちなみに、現在の環境での出費は、FitbitZipが4500円程度。SmartBodyAnalyzerは16700円弱。あと有料アプリが400円の21400円程度である。

連続使用時間の短さ。

Appleがいうには「普通に使って18時間」というのが、AppleWatchの使用時間だ。「普通に」というのがどんな使い方なんだよと思うかもしれないが、実はAppleのサイトで明確に定義されている。それによると

18時間の間に時刻のチェックを90回、通知を90回、アプリケーションの使用を45分間、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらワークアウトを30分間行った結果にもとづきます。

ということらしい。

実際に使ってみないとわからないが、普通に外で使う分には問題はなさそうだ。だが、もし睡眠記録まで取るとなると話は違ってくる。充電するタイミングはかなり難しいデバイスになりそうだ。ひょっとしたら、充電中に枕の隣に置いておけば睡眠時間を記録してくれるアプリを誰かが作ってくれるかもしれない。というか、作って欲しいな。

 

スマートさをお金で買えるかどうか。

というわけで、AppleWatchと現在の自分の環境であるiPhone+Fitbit Zip+Withingsを比較してみたわけだが、便利さで言えば完全にAppleWatchに軍配が上がる。

世の中に名ばかりのスマートフォンが溢れてしまったせいで、「スマート」の定義が曖昧になってしまっているが、「スマートである」ということは即ち「賢い」ということなのだ。

AppleWatchは間違いなく賢い。買えばかなり満足のいくデバイスであることは間違いない。問題は、そのスマートさをあの金額で買えるのかどうか、AppleWatchでなければ絶対に出来ないであろう機能を自分が必要としているのかどうか、である。

現時点では「そこまでではない」というのが自分の結論だ。

まあ、4月に店頭にAppleWatchがディスプレイされて、実際に発売されればアプリも大量にリリースされるだろうし、評価も変わってくるかもしれない。

その頃にはしれっと腕にAppleWatchを身につけているかもしれないけどね。

 

 

 

*1:AppleWatchは一日中つけっぱなしという想定。カロリーカウンターと睡眠記録アプリもすでにリリースされているという希望も含まれている。