読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

レトロゲーム回顧録その14 スターフォース

スターフォース」は、確か何かのテストの成績が良かったので、お母さんが買ってくれたんだったと思う。コロコロコミックなんかで、もうどういうゲームかは知っていたので、欲しくて欲しくて仕方がなかったのだ。

というわけで、「なにかゲームを買ってあげよう」といわれた次の瞬間には「スターフォース」と答えていた。勿論、お母さんはなんのことかわからなかったので、おもちゃ屋に行って、ガラスケースで「これこれ!」と、指差さなければならなかったわけだが。

ファミコン版があまりに有名すぎるので、すっかりハドソンのゲームだと思われているが、元々スターフォースは、現コーエーテクモゲームスであるテーカン(帝国管財株式会社!なんかカッコイイ。)が作ったアーケードゲームだ。


[AC]スターフォース Star Force - YouTube

だが、アーケード版のスターフォースは殆どやったことがない。昔、デパートの屋上のゲームコーナーでやった記憶があるくらい。アーケード版は、ファミコン版と違って効果音がやたら金属的だったり、光沢のあるグラフィックスだったことだけは覚えている。

 

買ってもらったファミコン版は散々遊んだ。


ファミコン スターフォース Star Force - YouTube

最初のうちは、ファミコン付属のコントローラーで遊ぶしかなかったので、このゲームを快適に遊ぶことは出来なかった。

スターフォースは連射力がモノを言うゲームなのだ。この傾向は、ハドソン路線の実質的な続編である「スターソルジャー」以降も続くことになる。というわけで、程なくお小遣いをためてジョイカードを買った。


ファミコン ジョイカード コントローラー・通販 販売【ファミコンショップお宝王】

連射が自動で出来るようになったことで、腰を落ち着けて攻略に励むことが出来るようになった。余談だが、ジョイカードは十字キーも操作しやすくて、その後のハードで出た数々の連射パッドと比べても、かなりの上位に来る操作性の良さだと思う。

 

いまにして思えば、スターフォースは当時としては変わったシステムを持ったゲームだ。

自機であるファイナルスターの武器は、地上物と空中物を区別なく破壊することが出来るショットのみ。

例えばゼビウス


ファミコン ゼビウス Xevious - YouTube

グラディウス


グラディウス(FC)プレイ動画(1) 2010.10.26 - YouTube

などの、他の有名シューティングゲームの自機が、複数のショットを持つことで戦略性を出しているのに対し、スターフォースは戦略よりもバリバリ敵や地上物を撃って破壊していく爽快感が重視されている。そこに、隠しキャラや条件付きのボーナスを仕込むことで、ゲームに深みを出しているのだ。

 

ステージのクリア方法も変わっていて、ある一定数の敵を倒すと、エリアターゲットというボス的なものが現れ、それを破壊することで次のエリアに進むことが出来る。とはいっても、別にエリアが変わったことでステージ構成に変化が出るわけではなく、ただ、地上物の形や大陸の色が変化したり、敵の攻撃が激しくなるだけだったりする。

逆に、あえて敵を破壊せずにやり過ごすことにより、高得点ボーナスを持つラリオスを出すタイミングを調節することが出来る。これをしないと、ラリオスが出てくるタイミングでエリアターゲットが出てきてしまい、ボーナスが取れないという事態に陥ることもあるのだ。この「キャラクターコントロール」と呼ばれる戦略は、後のハドソンシューティングに継承されていき、ハイスコアを出すための重要なテクニックになっていく。

ちなみに、ラリオスのボーナスは、ラリオスが出現して合体する直前に、コアが光った瞬間から弾を打ち込むと5万点が加算されるが、光る前に打ち込んでしまうと、コアを破壊するための弾数が打ち込んだ分だけ増えていく。

当時のゲームはよくこういう隠し要素があったが、最初に見つけた人は凄いと思う。自分の場合はすでに攻略記事でそういった情報を知っていたが、最初にアーケード版をプレイした人はまっさらな状態でプレイしたわけで、ドルアーガの塔の宝箱なんかもそうなんだが、「よくそんなの見つけられるな」と思ってしまう。

ちなみに、途中でパーサーという、自機と合体できる友軍機が現れることがあり、合体後は連射速度と自機のスピード(縦方向のみ)がアップするのだが、やはり連射は自力でやるのはシンドかった。

 

他にも色々ハイスコアのための仕掛けはたくさんあって、ボーナスターゲットとよばれる、「B」とか「b」のマークを撃ち漏らさずにエリアをクリアすると10000点のボーナスが貰える。スターソルジャー以降のゼグのような加点方式ではなく、減点方式のボーナスというのも珍しい。

そしてスターフォース最大のボーナスであり「謎」とされているのは、「100万点ボーナス」だ。元々は「クレオパトラボーナス」なのだが、取扱説明書には

⑦地上絵のナゾとゴーデスの正体は

ゴーデス大陸の一番奥に隠されている、ナゾの地上絵。そのナゾを解き明かすことが、キミの最後の使命だ。この絵を見ただけでは、その意味を理解することはできないが、ここまでゲームを進めてきたキミには、なにかピンとくるはずだ。そして、その意味を理解できれば、下のようなキャラクターの隠し場所を発見することができるだろう。このキャラクターを出して破壊することができれば、なんと100万点のボーナスポイントがもらえる。


スターフォース 100万点ボーナスゲットの瞬間 ファミコン版 - YouTube

などとかいてあり、このボーナス自体が「ゴーデス」であるかのような錯覚を覚えてしまう。というより、実際自分はあのクレオパトラがゴーデスだと思っていたし、100万点は「ゴーデスを倒したことに対するボーナス」だと思っていた。

まあ、実際には「ゴーデス」はこのゲームの舞台である浮遊大陸の名前なのだが、当時小学生だった自分にはそういう解釈は出来なかった。むしろ、ラスボス的なものを倒したのにエンディング的なものはなく、普通にどんどんゲームは進んでいくのかと思ったくらいだ。まあ、ラスボスでもなんでもないんだから当たり前ではあるが。

 

そういえばどうでもいい話であり、自慢するわけではないが、いままで自分よりゲームが上手い人間には数えるほどしか出会ったことがない。とはいっても、自分が超絶達人ゲーマーなわけではなくて、自分の周りにそこまでゲームに入れ込んでいる人間がそれほどいなかったからだ。

そんなわけで、小学生時代は友達の中でもゲームが上手い方だった。で、当時コロコロやボンボンで流行っていたファミコン対決漫画の影響で、どういうわけか友達とハイスコア勝負をすることになってしまった。が、自分のほうがゲームが上手いということで、ハンデとしてジョイボールを使わされた。ちなみに、相手はIコンで操作、IIコンで連射担当と二人がかりだった。


ファミコン ジョイボール・通販 販売・買取なら【ファミコンショップお宝王】

ジョイボールは毎秒15発の連射が出来るコントローラーであるが、ファミコン十字キーに当たる部分が何故か大きなボールになっていて、正直操作がかなりしづらいので、ラリオスに打ち込んでいる時に操作を誤って自爆してしまった。かくしてハイスコア対決に負けたわけではあるが、なんだか釈然としない思いだけが残ったのだった。

今にして思えば、なぜハンデとしてジョイボールを使わなければならなかったのかが全くわからないのだが、当時はなんの疑いもなく「そうだよな、うん」などと納得してしまっていた。小学生の論理というものは不思議なものである。