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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

ハリルジャパン第二戦 日本vsウズベキスタン あっさりマッチレビュー。

注目の第二戦はスタメン総入れ替え。

ハリルホジッチ率いる新生日本代表の第2戦、ウズベキスタン戦が行われた。

ウズベキスタンアジアカップのメンバーからやや入れ替えがあった。ウズベキスタンカシモフ監督も前日会見で

今回、(ヴィタリー・)デニゾフと(オディル・)アフメドフの2選手が来日していない。彼らは招集されてしかるべき実力があるが、他の試合があるために今回は招集できなかった。

といっており、完全なベストメンバーというわけではなさそうだ。

sportsnavi.yahoo.co.jp

 

対する日本は、前回のチュニジア戦から、スタメンを全員入れ替えて臨んだ。

GK
川島 永嗣

DF
内田 篤人
森重 真人
昌子 源
酒井 高徳

MF
青山 敏弘
香川 真司
今野 泰幸

FW
本田 圭佑
岡崎 慎司
乾 貴士

とはいえ、これはある程度予想されたことでもある。

ハリルホジッチは、前日会見でも大幅なメンバーの変更を示唆していたし、もし総とっかえするならこんな感じのメンバーだろうな…という予想の範囲を超えるものではなかった。

唯一予想外というか、心配だったのが右SBの内田だ。膝の状態があまり良くないということで、今季はシャルケでも出場時間をかなりセーブしているためだ。結果的に前半だけで太田との交代になったが、無理はしてほしくなかっただけにヒヤヒヤしながら見ていた。

 

アグレッシブな入りをした日本。

試合は、いきなり日本のハイプレスから始まり、その勢いのまま前半6分に森重→本田→岡崎→本田→乾とつながり、最後は香川がシュートしたがDFに当たってCKを獲得する。乾の蹴ったCKはDFに跳ね返されるが、そのルーズボールを青山がボレーで合わせて先制する。

その後も押し気味に試合を進める日本。だが、だんだんウズベキスタンが日本のペースに慣れてきたのと、日本もハイペースで動き続けたこともあり、一進一退の攻防の様相を呈してくる。だが、決して膠着してしまったわけではなく、スペースも空きだしてオープンな展開になったところで前半が終了した。

正直なところ「これで90分持つの?」と心配になるほどアグレッシブな前半だった。

 

後半は、まずは守備から→ゴールラッシュ!

後半は内田と今野に変えて太田と水本を投入し、水本はそのままボランチに入った。解説の都並氏によれば、アルジェリア代表でもCBをボランチの位置に入れて、相手のFWをマークするやり方をしていたそうだ。そうなの?

 

54分、乾の切り込みは阻まれたが、そのこぼれ球を拾った太田の素晴らしいファーへのクロスから、岡崎らしいダイビングヘッドで追加点を奪う。ハリルホジッチにしてみれば、投入した選手が早速持ち味を発揮してくれた(その数分前に酷いクロスを上げてしまったが…)ということで、してやったりといったところだろう。

63分に乾に変わって宇佐美が入る。入った途端にコンビネーションからサイドを抜け出し、岡崎に素晴らしいボールを送ったが、これは残念ながら一歩届かなかった。

68分には香川に変わって柴崎が入る。香川は動きは良かったし、アグレッシブにゴールを狙っていたが、残念ながらネットを揺らすことは出来なかった。香川にはもっと自信を取り戻すためにぜひ得点して欲しかったところではある。

さらに大迫が72分に本田と交代して右サイドにそのまま入る。大迫は、本来CFなので、この交代は少々気の毒だったと思う。やはり大迫の持ち味を発揮するためには真ん中が相応しいだろう。

80分には、ウズベキスタンのFKの跳ね返りからカウンターになり、GKが飛び出しているところを見ていた柴崎がロングシュート。岡崎がウズベキスタンの選手をブロックする形で柴崎のゴールにするという、岡崎の優しさが炸裂した日本の3点目だった。

その直後、CK崩れからウズベキスタンにゴールを許してしまう。川島にはどうしようもなかったのかもしれないが、そもそもああいう場面でミドルを打たせてしまったのがマズかったし、勿体無い失点だったと思う。

そのすぐ後の83分には、岡崎に変わって川又が投入され、その直後にペナルティボックス内で密集を抜けだした宇佐美が、ファーサイドに強烈なシュートを叩き込み、4-1と突き放す。

この試合のゴールラッシュはまだ終わらず、追加タイムにCKからのゴール前の混戦から川又にまでゴールが生まれた。

 

二試合を終えてのハリルジャパンの評価。

チュニジア戦もそうだったが、ボールの奪いどころは素晴らしくいい。ゾーンで守っているのはザックジャパンやアギーレジャパンと同じだが、寄せに行くスタート地点がよく考えられていて、あまりエリアを圧縮しないので逆サイドのケアもそれなりに出来ているようにみえる。

それと、懸念されていたポスト遠藤だが、青山が素晴らしい働きを見せていたので、いずれは長谷部とのコンビも見てみたいし、今日のように今野や水本と、色々なタイプの選手と組んでも遜色のないプレーを見せていたので、しばらくの間ボランチは青山を軸に考えてもいいのではないだろうか。

前線では、いままでのメンバーに加えて、宇佐美と柴崎が輝きを見せた。とくに宇佐美は、課題の守備さえムラの無いようにこなせれば、今後の代表の主軸になる可能性もあるし、そうなって欲しい。アギーレジャパンの申し子、武藤もウカウカしてられないだろう。

今日のウズベキスタン戦でゴールを奪った川又に関しては、まだまだ岡崎の牙城を崩せるレベルには達してない事を証明してしまった。今後の試合でチャンスを与えられるかどうかは未知数だが、この二試合の国際試合におけるインテンシティーを忘れずに、名古屋でも精進して欲しい。

 

期待できるハリルジャパン

二試合を終えて二連勝。それも、4日前に韓国に引き分けたウズベキスタンに5-1の大勝。しかも、交代で投入した選手が次々と活躍するなど、これ以上ないスタートを切ったハリルジャパン。

問題は、これがアジアレベル以上のチームと当たった時にどんな試合が出来るか。それを早く見てみたい。W杯二次予選ではそのレベルのチームとは当たれないだけに、今後の親善試合や欧州遠征などで、世界との差をはかっていくことになるだろう。

それでも、始動直後にこれだけいいスタートを切っただけに、ハリルジャパンの今後には大いに期待できる。