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自分用備忘録的な何か。

W杯アジア二次予選の組み合わせが決まったということで、超簡単に展望をば。

ロシアW杯アジア二次予選の組み合わせが決定!

先日、2018年ロシアW杯に向けたアジア二次予選の組み合わせ抽選会が行われた。

前回のブラジルW杯は、日本などの国々は三次予選からの参加だったが、今大会はレギュレーションが変更され、ハリルジャパンは二次予選からの参加となった。とはいえ、この後に控えているのは最終予選なので何が違うのか?という疑問もあるかもしれない。だが、その疑問は、振り分けられたグループの顔ぶれを見ればすぐわかる。

www.soccer-king.jp

上記記事よりグループ分けの部分だけ引用してみよう。

※カッコ内はFIFAランク(4月14日時点)
■グループA
UAE(68位)
サウジアラビア(95位)
パレスチナ(140位)
東ティモール(152位)
マレーシア(164位)

■グループB
オーストラリア(63位)
ヨルダン(103位)
タジキスタン(143位)
キルギス(153位)
バングラデシュ(167位)

■グループC
中国(82位)
カタール(99位)
モルディブ(141位)
ブータン(163位)
香港(167位)

■グループD
イラン(40位)
オマーン(97位)
インド(147位)
トルクメニスタン(159位)
グアム(175位)

■グループE
日本(50位)
シリア(126位)
アフガニスタン(135位)
シンガポール(162位)
カンボジア(179位)

■グループF
イラク(86位)
ベトナム(125位)
タイ(142位)
インドネシア(159位)
台湾(179位)

■グループG
韓国(57位)
クウェート(127位)
レバノン(144位)
ミャンマー(158位)
ラオス(178位)

■グループH
ウズベキスタン(73位)
バーレーン(108位)
フィリピン(139位)
北朝鮮(157位)
イエメン(170位)

 

ちなみに、ブラジルW杯三次予選の組み合わせはこうだった。

www.sponichi.co.jp

グループC
 日本
 ウズベキスタン
 タジキスタン
 北朝鮮 

前回は、日本はグループCに振り分けられ、全部で4カ国だった。そう、今大会はグループの参加国が1カ国増えて、5カ国になっているのである。

 

何故5カ国になったのか。

実は今大会の予選は、2019年のアジアカップUAE大会の予選も兼ねている。

次回のアジアカップは参加国が16から24カ国に増加するのに伴って、それまで独立して行っていたアジアカップの予選を部分的に廃止し、W杯予選と統合したのだ。

どういうことかというと、W杯アジア二次予選各組1位の8チームと、2位の中で成績上位の4チームの合計12チームが、W杯アジア最終予選に進むのだが、これらのチームは自動的にアジアカップ2019の出場権も得る。残りのチームはその後(恐らくはW杯最終予選の日程の裏で)アジアカップへの出場権をかけた予選を改めて行い、計24チームが決まる仕組みとなっている。

というわけで、前大会の三次予選は9月に始まって、次の年の2月には終わっていたのに、今大会の二次予選は、6月に始まって終わるのが来年の3月と、長丁場の戦いになってしまっている。

www.soccer-king.jp

6月16日 vs シンガポール(アウェー)
9月3日 vs カンボジア(ホーム)
9月8日 vs アフガニスタン(アウェー)
10月8日 vs シリア(アウェー)
11月12日 vs シンガポール(ホーム)
11月17日 vs カンボジア(アウェー)
2016年3月24日 vs アフガニスタン(ホーム)
2016年3月29日 vs シリア(ホーム)

このような感じで、アジア予選の試合数が増え、FIFAのインターナショナルマッチデーが減っている影響で、今後純粋に強化試合を行う為の日程が削減されてしまっているというのが、後々響いてくる可能性はある。 

 

最終予選に進む確率は…?

正直いって、前回大会の三次予選と比べれば、かなり楽なグループに入ったのは間違いない。

事前のポッド分けを見れば、最悪の場合、日本、サウジ、北朝鮮レバノンなどという組み合わせも考えられたからだ。そう考えると、イラクのグループFと並ぶ「鉄板」グループに入ったといえる。はっきり言って国内組だけでも楽に勝ち抜ける組み合わせと言ってもいいだろう。

ただ、アフガニスタンやシリアなど、政情不安が懸念される国と同居しているということで、アウェーをどうするのかという問題はつきまとう。なんといってもアフガニスタンやシリアは、外務省が「退避勧告」を出している国なのだ。普通に考えれば、第三国で行う事になるだろう。その辺りはAFCと各国協会との話し合いで決まる話ではあるのだが、万が一アウェーを当該国で行うことになったら、選手はともかくサポーターは応援に行けないと言う事も考えられる。

監督のハリルホジッチは

www.daily.co.jp

ハリルホジッチ監督は「私は戦争を経験している。新しいことではない」と意に介していないが、日本協会関係者は「これから協議することになるが、他国(中立地)での開催可能性もあると思う」と硬い表情で話した。

と、アフガニスタンやシリアで試合をすることには特に不安を覚えていないようだ。この辺りは実に頼もしい限りではあるが、何にせよ安全が第一である。日本サッカー協会の方々には、各方面と十分に協議した上で色々と決定してほしいと思う。

 

というわけで、このロシアW杯アジア二次予選は、実力を考えると「なんの問題もない組み合わせ」といえる。問題があるとすれば、一部の国とのアウェーの試合をどうするのかという、サッカー以外の要素が絡んでくる部分のみと言っていいだろう。

 
最後に一言。

最後にどうしても言いたいことがある。

セルジオ越後氏は、相変わらず色々なことに文句をつけているけど、下記のコラムではハリルホジッチが、Jリーグの実行委員会に出席したことについて苦言を呈している。

zasshi.news.yahoo.co.jp

セルジオ越後がW杯2次予選に物申す「判断材料にもならない“消化リーグ”だ」 (SOCCER DIGEST Web) - Yahoo!ニュース

※Yahooニュースなので掲載期限が来ると見られない可能性有り。

 邪推すれば、自分はなんでも知っているんだと、日本サッカーのレベルをかなり見下しているのだろう。マスコミにとって面白い監督だとは思うけど、まだグラウンドの上でなにも成し遂げていない今の時点で持ち上げすぎるのは得策ではない。彼を勘違いさせるだけだよ。

仮にも、公共の媒体にコラムを掲載するのであれば、「邪推」する前に「取材」して欲しい。それが出来ないのであれば、お金をとってコラムを書くのではなく、個人のブログにでも書いていてほしいと思う。

 

てなわけで、セルジオ風に締めくくるのであれば、

「日本サッカーのレベルをかなり見下しているのはどっちなのかな?」