Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

ウチのかーちゃん J( 'ー`)し

今週のお題「これ、うちのおかんだけ?」

 

ウチのかーちゃんは機械音痴である J( 'ー`)し

ウチの母は機械音痴だ。

一人では時計の電池すら交換できない。

というか、電池の+と−の違いがわからない。だから、電池ボックスに書いてある記号の意味もわからない。つまり、電池をどっち向きに入れていいのかわからない。

電池の種類も、単三があればだいたい大丈夫だと思っている。まあ、それはそれで合っているんだが、他の種類の電池に無頓着すぎて、買い置きはしていない。単四?なにそれ美味しいの?である。

 

以前、友達と桜を見に行くからデジカメを貸してくれと言われたことがあった。

一応、一通りの使い方は教えたつもりだった。家で何度かテスト撮影をし、これなら大丈夫だろうと思っていた。

母が家に帰ってきて、撮れた写真を見せてくれと言われたので、電源を入れた。だが、一枚も撮れていなかった。

何故だ?

よく考えてみた。

そのカメラは、シャッターボタンの隣に電源ボタンがあるやつだった。

これだ。

母は、写真を撮ったつもりで、毎回電源ボタンを押していたのだ。

「写真取る度に電源落ちるの、不思議に思わなかったの?」と聞いてみたが、「そういうものかと思っていた」という答えが返ってきた。

そ、そうか…

 

ウチのかーちゃんは頑固である J( 'ー`)し

ウチの母は頑固者だ。

一度こうと決めたら簡単には考えを変えない。

初めは同居していた自分たち夫婦が、結局のところアパートへ引っ越しすることになったのも、母が頑固者だったから、という側面がある。勿論、自分たちにも責任はあるのだが、別居の提案は母のほうから切り出してきたのだ。

母は最初からこの同居は上手くいかないと思っていたらしい。

むしろ、決めつけていたと言ってもいいだろう。その辺りの詳しい理屈はよくわからないが、とにかく母は同居は失敗に終わると最初から思っていた、と後に語っている。

個人的には、そう思っていたから上手くいかなかったんじゃないか?とも思うのだが、母にしてみれば「最初から上手くいかないと思っていた」という考えを変えない。だから、別居することになった時には「それ見たことか」という感じで、ちょっとした喧嘩のような言い合いになった。

そして、同居が失敗に終わってからは、母は明らかに他人行儀になった。なんといっても、母は仕事を辞めたことすら自分には教えなかったのだ。

その後、祖母が認知症を患っても、自分が軽い脳梗塞で倒れても、蓄膿症で手術をすることになっても、腰をヘルニア気味に痛めてしまっても、決して「戻って来い」とは言わなかった。

最近は、自分たちの子供、つまり母にとっての孫が産まれ、とてもとても喜んではいるが、決して「もう一度一緒に暮らそう」とは言わない。あの広い家に一人で住んでいるのは寂しいはずなのに。

子供を連れて会いに行くと、凄いハイテンションで喜んではくれるが、別れ際には「また来てね〜」なのだ。

きっと、こちらから「一緒に暮らそう」と切り出しても、断ってくるだろう。それが怖くて、なかなかその話を切り出すことは出来ない。

母は一度こうと決めたら簡単には考えを変えないからだ。

 

ウチのかーちゃんは偉大である J( 'ー`)し

だが、なんだかんだ言ってウチの母は偉大だ。

母は自分が2歳の頃に離婚している。

それ以来、祖父母の助けがあったとはいえ、女手ひとつで自分を育ててきた。

運も良かった。

離婚してすぐ、知り合いのツテで大手保険会社の事務として働くことが出来たからだ。バブル時代の保険会社である。収入は割といい。

母は着実に貯蓄をし、ボーナスなどには一切手を付けず、車は毎回キャッシュで買い、自分を無借金で大学まで出した。

それまで住んでいた家を、国道の区画整理の一環で出て行くことになり、近隣の町へ家を新築して引っ越した時も、もちろん国から立退き料が出たことは出たのだが、それではとても足りない。だが、土地も家もキャッシュで買った。それだけの貯蓄をしていたのだ。

自分が社会人になり、一児の父となった今、それがどれだけ大変なことなのか、やっとわかった。

離婚した時から、自分を立派に育てるために、そして、将来何が起きてもいいように、母は金銭的には万全の備えをしてきたのだ。

母は凄いことをやってのけた。自分にはとても出来そうもない。

そんなことに気がつくまで、こんなにも時間がかかってしまった自分が情けないと思う。

当たり前だが、自分がアラフォーになった今、母と過ごせる時間は明らかに残り少なくなっている。

遅まきながら、これから色々恩返しをしていかなければならない。

とりあえずは孫の笑顔を沢山見せてあげよう。

そこから始めるんだ。

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