読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

なでしこジャパンvsカメルーン あっさりマッチレビュー FIFA女子W杯カナダ大会

サッカー W杯 あっさりマッチレビュー なでしこ

f:id:potatostudio:20150613123250j:plain

勝てば決勝トーナメント進出。

勝てば決勝トーナメント進出が決まるなでしこジャパンが、グループリーグの第2戦に臨んだ。

相手のカメルーンは、初戦のエクアドル戦で6-0と大爆発しており、しかもエースのエンガナモイがハットトリックと、いわゆる「ノッている」状態で、なでしこに挑んでくる構図になっている。

だが、このエクアドル戦でのカメルーンの大勝を額面通りに受け取っていいものかどうかは疑問だ。なぜなら、その後のスイスとエクアドルの試合では、同じくスイスが10-1で勝利しているからだ。

エクアドルとの試合が大差になったのは、エクアドル側に問題があると考えるのが自然なのではないだろうか。

とはいえ、身体能力の高いアフリカ勢に、数的不利な状況に持ち込まれれば、なでしこといえども不利になるのは間違いない。

ここは油断せずに、締まった試合を期待したい。

というわけで、発表されたスタメンは以下のとおり。

GK:海堀あゆみ
DF:近賀ゆかり熊谷紗希岩清水梓宇津木瑠美
MF:川澄奈穂美阪口夢穂宮間あや鮫島彩
FW:菅澤優衣香大儀見優季

初戦で負傷した安藤は、結局骨折ということで、今大会は絶望となった。そのポジションには菅沢が入り、澤が外れて、ボランチに宮間と阪口、右SBは近賀、左アウトサイドは鮫島、右アウトサイドは川澄、そしてGKは山根ではなく海堀と、初戦から大きくメンバーを入れ替えてきた。

というわけで、勢いに乗っているカメルーン相手にどういう試合をするか楽しみではある。

是非、なでしこらしい試合をして、初戦で感じた不安を払拭して欲しい。

 

立て続けに2点を奪い、危なげなかった前半。

前半6分、川澄の右クロスを大儀見がニアサイドでスルーし、逆サイドに詰めていた鮫島が左足でプッシュ、早くもなでしこジャパンが先制する。

前半17分、ショートコーナーからの宮間の左クロスに、ファーサイドで菅沢がヘッドで合わせ、日本2点目。これはいかにも練習でやっていたという雰囲気が感じられるプレーだった。

カメルーンのGKは、アフリカ系のGKにありがちな、ハイボールの処理に難があるタイプのように見えるので、どんどん大儀見、菅沢を狙ってクロスを入れていってもいいかもしれない。

前半22分、エンガナモイにペナルティーエリアへ進入され、右足で強烈なシュートを浴びたが、GK海堀が至近距離でグッドセーブを見せ、事なきを得る。

その後も、カメルーンのエンガナモイを始めとする攻撃陣のスピードと個人技に翻弄される場面がややあったものの、危なげなく処理。シュートはわずか3本だったもの、そのうちの二つをモノにして前半を2-0のまま終わらせた。

スイス戦で見られた、中盤での下らないミスが随分と減ったので、人工芝でのサッカーにもなでしこは随分とアジャスト出来てきたのかもしれない。

後半、カメルーンの心を折る追加点を期待したい。

 

守勢にまわった後半。

日本は、ボランチに宇津木が上がり、宮間が左アウトサイドに、鮫島が左SBにそれぞれスライドした形で後半に入る。

後半9分、川澄に変えて大野を入れる。今大会、どうも川澄のコンディションがよくないのか、いまいち目立たない。今後に向けて気になるところだ。

後半18分には、阪口に代えて澤が投入される。この辺りは、日程を考慮したターンオーバーの意味合いも兼ねているんだろう。佐々木監督はやはり7試合を戦うつもりでカナダに来ているのだ。

後半25分、ゴール前でのカメルーンのFKから混戦になり、最後はオンゲヌにシュートを許すが、ボールはサイドネット。

日本は、ボールを散らしながらトップに楔のボールを入れるタイミングを狙っているが、なかなか上手く前線に収まらない。もうすこし、左右に振ってカメルーンのDFラインを引っ張り出したいところ。

後半36分、中盤でズガがフリーでボールを持ちシュート。それを海堀がはじき、カメルーンのCKになるが、ここはなでしこが凌ぐ。

後半38分、再びカメルーンのCKだが、ファーサイドに入れられた速いボールにエンガナモイが合わせられずにゴールキックになる。

後半39分、菅沢に変わって上尾野辺が入る。どういう布陣の変更になるのか。

後半45分、エンガナモイから裏に出されたスルーパスをヌシュがニアサイドに流し込んでカメルーン1点を返す。

後半46分、カメルーンの右サイドからのクロスをエンガナモイがファーにヘッドで流す。ボールは枠を逸れてくれたので助かった。

結局、追加タイムも守りきり、日本は決勝トーナメント進出を決めた。次のエクアドル戦で勝ち点を獲得すれば、1位通過が決まる。

 

結果は出したが…

正直言って、勝ち点3という結果は出したが、今後に向けて大いに不安の残る内容だった。

特に後半、なでしこはまったくシュートを打てず、終盤は終始守勢に回った。

自分が各国の代表監督の立場ならば、「なでしこに付け入る隙大いにあり」と感じた試合だと思う。

勿論、なでしこはディフェンディングチャンピオンであり、グループリーグの3試合にピークを持ってきてはいないだろう。恐らくは7試合を戦うつもりで来ているのだ。

今後、試合を重ねる毎にコンディションが上がっていけば、もう少し安心して見られる試合も増えるかもしれないし、次のエクアドル戦で勝ち点を落とすことは考えにくいので、その先を見据えた準備というものも期待したい。

ただ、今のままの内容では、アメリカやドイツやフランスといった世界の強豪国に勝てる気がしないので、もっともっとコンディションもそうだし、プレーの精度の上げていかないとならないだろう。

それにしても、最近のなでしこは、本当になんだかマゾっぽく守って勝つことが多いので、心臓に悪い…

ちなみに、次のエクアドル戦は平日朝の試合ということで、流石に全部は見ることが出来ない。録画で試合を観て、じっくりマッチレビューでもやってみようかな…