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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

気がついたら林檎まみれになっていた… Apple製品との邂逅 その2 iPhone4

iPhone Apple Apple製品邂逅録

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初めてのiPhone。

人生二つ目(厳密に言えばiPodを幾つか買っていたので、二種類目?)のアップル製品を買ったのは、最初にiPodを買ってから随分経った2010年のことだった。

実を言うと、その2年前、iPhone3Gの時にも随分悩んではいた。

ちょうどその時、家族で自分一人だけがauだったのだが、その頃のauは共通プラットフォームのKCPがKCP+に変更になり、au端末全体のパフォーマンスがガクッと落ちていた。

さらには、各社で2年縛りが始まっていた時期でもあり、自分にはその低パフォーマンス端末で2年間を乗り切る自信が無くなっていたため、どうせならMNPでSoftBankに乗り換えようかな〜と考えていたのだった。

そんな中、まるでタイミングを合わせるかのように日本でiPhone3Gの発売が始まり、店頭でも触ることが出来るようになっていた。

SoftBankに移ってくるというだけでも色々心配はあったのに、端末も未知のスマートフォンにするとなると、どうしても慎重にならざるを得ない。何度も何度も電気屋さんに足を運び、iPhoneの操作感覚を確認し、最終的には見送ることにした。

理由は二つあって、まずは端末自体の操作性のモッサリした感じが拭えなかったこと。

自分の中では、もっとキビキビ動いて欲しかったのだが、iPhone3Gはなんというか、思ったような動きはしてくれるのだが、そのタイミングがワンテンポ遅いというか、とにかくモッサリしていたのだ。これは、後継機のiPhone3GSで解消されることになる。

もう一つの理由は、やはり電波だった。

その頃、自分の住んでいる地域は、ようやくSoftBank3Gのハイスピードエリアがチラホラ始まり始めたかな〜という程度で、殆どの場所が最大でも384kbps以下のスループットしか出なかった。このスピードだと、PCと同等のWebサイトを閲覧するiPhoneの真価を発揮することは到底不可能だと判断したのだ。

というわけで、MNPして最初の2年間は普通のガラケーを使用することにした。防水機能の付いた824SHという機種だった。

www.softbank.jp

そして、その2年程経った2010年6月のWWDCにおいて、スティーブ・ジョブズの手によってiPhone4の発表が華々しく行われる。

ちょうど自分の携帯の割賦支払期間も終わる頃だし、自分の住んでいる地域も殆どハイスピードエリアになったし、今度こそiPhoneを手に入れたいとの気持ちがムクムクと湧いては来たのだが、やはりまだそこまで盲目的に信用することの出来ない自分がそこにはいた。どうしても操作感覚を確かめたい。そう考えて、発売日に予約して買うという行為は避けた。

その後、実際に店頭で何度か手にとって動作等に問題が見られないかとか、Webサイトを読み込むスピードにイライラさせられないかなど、事前に確認出来ることはほぼ全て確認し、全てがクリアになったところで購入を決意したのだ。

 

あまりにも美しかったiPhone4。

SoftBankショップで注文し、1ヶ月ほどかかるかもしれないと言われたが、実際には2週間ほどでiPhone4は入荷した。たしか、夕方の6時過ぎだった。もうショップの閉店間際だったのだが、自分は待ちきれずにいそいそとショップに向かい、機種変更の手続きをしてきた。

全ての手続きが終わり、自分の手に渡されたiPhone4はあまりにも美しかった。

強化ガラスで覆われた前面と背面。そして、ステンレススチールのフレームがそれらとボディを挟み込んでいる。この金属部分はアンテナも兼ねているという、まさにデザインと機能が融合した、えも言われぬ美しさを放っていた(これが後に電波干渉問題を引き起こすことになるのだが…)。

だが、それと同時に、iPhone4はちょっとした事で傷つき、壊れてしまいそうな危うさもはらんでいた。なんといっても両面がガラスで覆われているのである。137gという軽さとはいえ、金属とガラスで出来たこのガジェットは、その数字以上にズッシリとした感覚があった。

今まで、携帯電話や携帯ゲーム機などでも、液晶を保護するフィルムなど気にもとめたことがなかったのに、iPhone4は手に入れた瞬間にそういった物が必要だと、本能が察知した。そして、次の日には電気屋に行き、すぐに液晶保護フィルムとシリコンのケースを買ってきたのだが、結局理想のケースを探し当てるまでには、それから1年くらいかかることになる。

 

まるで魔法のようなガジェット。

Appleが誇るマルチタッチインターフェイスは素晴らしいの一言だった。

初代iPhoneの発表会の時に、スティーブ・ジョブズがマルチタッチのことを「魔法のように動作する」と評していたが、まさにそのとおりで、まるで指に吸い付くかのように全てが快適だった。

アプリの事も事前に勉強していて、必要不可欠と思えるものは予めiTunesでダウンロードしておいた。なので、買ってきた時にPCに繋いでアクティベーションした際には、それらのアプリが自動でインストールされ、使える状態になっていた。

それでも、買ってから気がついた素晴らしさは幾つもあった。

その中でも一番感動したのは、やはりレティナディスプレイの素晴らしさだ。人間の目では判別できないほどの細かいドットのディスプレイは、本当に美しいの一言だった。本当にこれは液晶ディスプレイなんだろうかと疑ってしまうほどの美しさだった。

カメラも、単純に写真を撮る事とビデオを撮る事しか出来ないものだったが、余計な設定がない分、さっと取り出してパッと撮るといった手軽さが逆に心地よかった。

そして、TwitterなどのSNSとの親和性の高さも、使ってみて初めて気がついた。ガラケー時代もTwitterのアカウントは持っていたのだが、よくその楽しみ方がわかっていなかったのだ。だが、iPhoneを手に入れてからは、頻繁にTwitterで呟くようになり、その楽しさを十分に理解することが出来た。

 

生活を変えたiPhone。

iPhone4を手に入れてから、自分の生活スタイルは随分と変わった。以前から、携帯電話は生活に欠かせないツールだったが、よりその傾向が強くなった。

やはり、フルブラウザを標準で搭載しているのは便利だったし、Twitterなどをうまく活用すれば、今まで携帯サイトで月額料金を払っていたサービスなども、お金を払う事無く利用することが出来る(例:Jリーグのスコア速報等)。GPSとマップを利用したルート案内なども、それまで使っていたEZナビウォークなどよりも遥かに使いやすかった。

iPhoneが日本に上陸した際、その発売イベントでSoftBankの孫正義社長が「手のひらにインターネットが来た」と表現したが、まさにその通りで、今までの携帯電話よりもずっとネットとの親和性の高いこのガジェットは、「便利」などという言葉では言い表せないほどの衝撃を自分にもたらした。

しかも、App Storeでアプリをインストールすれば、自分の望む機能をiPhoneに追加することが出来る。それまでの携帯電話でも「アプリ」という概念はあったが、iPhoneにおけるアプリはそれ以上の存在だった。

あれから5年。自分は2年毎に常にiPhoneを手にしている。もはや、iPhone無しでの生活など考えられない。

手に入れてすぐ自分にそう思わしめたiPhone4は、本当に素晴らしい端末だったと、改めて思う。