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自分用備忘録的な何か。

まだ字幕で消耗しているの? 吹き替えは楽だぞぉ。

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永遠の命題。

昔からよく議論されている話題に、洋画や海外ドラマを字幕で見るか、それとも吹き替えで見るかというものがある。

大抵の場合、映画館で洋画を入るときは、基本的に字幕という人が多いだろうけど、最近は大作だと吹き替え版も同時公開されるので、劇場で吹き替え版を見るという人も増えているだろう。

例えば、下記サイト「しらべえ」の調査によると…

sirabee.com

・吹き替え派:54.1%
・字幕派:45.9%

※全国20代から60代男女1500名を対象に調査。

ということで、やや吹き替え派が優勢ということらしい。

 

マイナビニュースでも調査を行っており…

news.mynavi.jp

字幕...108人(38.7%)
吹き替え...129人(46.2%)
洋画を見ない...42人(15.1%)

と、なっているが、ちょっとサンプルの人数が少ないかな…という気もする。

 

ここまで吹き替え派優勢の結果が出ているサイトばかりだが、字幕派の人が多いアンケート結果もある。

www.tokiomonsta.tv

・字幕…54人
・吹き替え…30人
・作品による…16人

という感じで、大体の場合字幕派と吹き替え派の比率には、圧倒的な差は無いようにに思える。

 

DVD登場前夜。

映像がまだVHSなどのテープメディアに記録されていた時代、例えばレンタルショップなどに行くと、字幕版と吹き替え版がそれぞれズラーっと並んでいた。現在は一枚のディスクに字幕と吹き替えを同時に収録できるが、テープメディアだった時代はそうではなかったのだ。技術的には可能だったのかもしれないが。

当然、ひとつの棚に置けるVHSテープの数は限られているので、人気作なら字幕版と吹き替え版が大量に半々位の割合で入荷していたが、それ程の話題作ではないもの…というかマイナーな作品だと、字幕版だけが1本入荷などということもザラにあった。

そう考えると、テープメディアの時代は字幕派の方が優勢だったのだろうか。

いや、一概にはそうは言えないだろう。なぜなら、あまりにもマイナーな作品は、恐らく日本語字幕版自体が制作されなかっただろうからだ。つまり、需要の問題というよりは、供給側の制作コストとの採算分岐点の問題だったのではないか。今でも、どマイナーな作品には日本語吹き替え自体が収録されていないものもあるし。

 

「字幕」「吹き替え」それぞれのメリット・デメリット。

字幕と吹き替えには当然ながらそれぞれメリット・デメリットがある。

まず字幕のメリットだが…

  • 俳優の生の演技が味わえる。
  • 音声、音響がオリジナルのままなので、臨場感が伝わってくる。
  • 多国語が登場する作品でも、母国語で演技しているので不自然さがない。

 

逆にデメリットは…

  • 画面に文字が表示されるので、それを追わなければならず、映像に集中できない。
  • 一画面に表示できる文字数が限られているので、情報量が少なくなる。
  • 字幕は台詞より早く表示されるので、感情移入のタイミングがずれる。

などなど。

まあ、他にも色々なメリット・デメリットはあるとは思うが、代表的なものは上に挙げたようなものだろう(異論は認める)。

 

次に吹き替えのメリットを挙げてみると…

  • 音声で情報を伝えてくれるので、画面に集中できる。
  • 長かったり複数の人が言い合ったり、科学用語などの難解な台詞でもほぼ翻訳されるので、ストーリーを理解しやすい。
  • 漢字が読めない子供でも安心して見られる。

 

吹き替えのデメリットは…

  • アテレコなので、どうしてもオリジナルの臨場感よりは劣る。
  • 英語以外の複数の言語が出てくる作品では、場合によってはとても不自然な翻訳になる。
  • 翻訳、演技指導する人のイメージが優先されるので、元の作品の人物像と違うものになってしまうこともある。
  • 映画のプロモーションの一環で、本業の声優ではないタレントが声を当てていて、どうしてもイメージが崩れることがある。

と、こんなところだろうか。

 

じゃあ、お前はどうなんだ。

実は、自分は圧倒的に「吹き替え派」である。

理由は、何と言っても楽だから。それに、翻訳のレベルにもよるが、やはりストーリーを深く理解したいのであれば、字幕よりも情報量の多い吹き替えのほうが、視聴手段としては優れていると感じるのだ。

自分は、どちらかと言うと映画よりも海外ドラマを多く見る方なのだが、見るジャンルがSF系(Sci-Fi系)に偏っているので、台詞が複雑かつ難解なものが多かったりする。なので、字幕よりも吹き替えでないと、理解度が下がってしまうのだ。

高校卒業するまでは、かなりのアニメオタクだったと言う事も手伝って、声優特有の演技に違和感は感じない。むしろ、ジブリアニメのような棒読み的な吹き替えの方が嫌いなくらいだ。

それに、自分はオタク気質なだけに、ハマった作品にはズッポリ浸かりたいタイプなので、色々裏設定だとか人物の相関とか作品の世界観なんかをくまなく知りたい。なので、どうしても字幕のように情報量が明らかにカットされているのは物足りなく感じるのだ。

自分にネイティブな英語を理解できるリスニング能力があれば、こんな事には悩まされずに原語で見たり出来るのだが、残念ながら自分は日本語を使いこなすのが精一杯で、英語はサッパリである。なので、翻訳に頼らざるをえない。

実際問題、何もかも吹き替えが最高というつもりはない。例えばミュージカル映画の歌などは、原語で聴いたほうが遥かに臨場感があるだろうと思う。そういう意味では、自分にとって「アナ雪」のメガヒットは意外だったのだが。

 

結論:作品をキチンと理解したいのなら吹き替えで。

結論としては、自分は吹き替え版を圧倒的におすすめする。

確かに、役者自身の演技を楽しみたい人は字幕版がいいんだろうけど、自分はそういうタイプではないし、どちらかと言うと字幕だと「読む映画(ドラマ)」になってしまうので、やはり吹き替え版で作品世界を純粋に楽しみたい。画面に集中できるのはやっぱり楽だし。

それだけに、おかしなタレント吹き替えをされてしまうと、作品自体を見る気が無くなってしまう。先入観を持ち過ぎというか、神経質になり過ぎなのかもしれないが、とにかく、タレント吹き替えは本当にやめて欲しいと思う。

あれ、誰が喜ぶのかな。

例えば、お笑い芸人が吹替えしてるからっていう、ただそれだけの理由で、元々は見る気もなかった映画を見に行こうと考える人って、どのくらいいるんだろう…?

本当にアレ、プロモーション効果あるの? ワイドショーとかに取り上げられて、露出が増えればそれでいいってことなのかな。

まあ、そんなこんなで、自分は吹き替えと字幕なら、吹き替えを選びますという話でした。