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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

新潟のソウルフード「タレかつ」が、爆発的に美味すぎてブログに書いた。

食レポ
シルバーウィークということで…

現在、自分は体調不良というか、メンタル面の治療で会社を長期休業中だが、せっかくのシルバーウィークで妻も連休だし、何もしないでいるというのもアレなので、旅行とは言わないまでも、娘を母に預けて新潟に行くことにした。

自分が住んでいる町から新潟までは、高速道路を使わなければ、およそ2時間半くらいかかる。気軽に行ける距離ではないが、一番近くにある100万人都市なので、年に数回は行っていた。

新潟に限った話ではないが、遊びに行くとその土地の美味しいものを食べたくなる。観光や買い物も重要な要素ではあるが、自分にとって「食」は遊びに行くにあたってかなりの比重を占める重要事項である。

どうでもいい話ではあるが、自分は道が覚えられない人間なので、地元に帰ってきてからは車でどこか違う街に出かけるなどという事は全くしなかった。だから、新潟に行ったのは今の妻と付き合い始めてからだ。

自分の中で、新潟という街は「米が美味しい田舎」位の認識でしかなかったが、初めて行った時は予想以上の都会で驚いた。あと、道路がものすごく整備されていて、田中角栄を輩出した新潟の凄さを思い知ったものだ。

それ以来、自分の中で新潟は「一番身近にある都会」というように認識が変わり、行くのが楽しみな場所になった。

 

新潟のソウルフード。

最初に新潟に行った時は、正直言って米以外何が有名なのかよく分かっていなかったが、何度も行っていると段々何が有名なのかが分かってきた。その中の一つが「タレかつ」と言われる食べ物だ。

タレかつの特徴は幾つかあるが、その中でも最も際立つのはその薄さだ。元々、新潟に明治時代からある洋食店が出していたカツレツを起源としているため、一つ一つのカツが非常に薄い。その薄いカツがホカホカの新潟米の上に載っているのだ。これはけしからん。

もう一つの特徴は、殆どの場合カツ以外何も載っていないこと。タレかつにはカツ以外には醤油ダレしかかかっていない。卵で閉じられた煮込みカツ丼や、キャベツの上に載っているソースカツ丼とは対極にある、とてもシンプルな丼物だと言えるだろう。

新潟以外ではあまり見かけない料理だが、初めて新潟のイオンモールのフードコートで食べた時は、その美味しさに感動したものだ。カツも美味しかったが、とにかく米が美味い。これがフードコートで出る米の味なのかというくらい美味しくて、米どころ新潟の実力を思い知らされた気分だった。

 

とんかつ政ちゃん。

今回タレかつを食べに行ったのは、そのフードコートに出店していたお店の本店、「とんかつ政ちゃん 沼垂本店」だ。

とんかつ政ちゃん / 新潟かつ丼政家・MATSURIYA・まつりや - 新潟タレかつ丼

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ちなみに、「沼垂」は「ぬったり」と読む。なんでも、大化の改新が起きた時に、この地に蝦夷に備える為に「渟足柵(ぬたりのさく)」という柵が作られたのを起源としているらしい。

そんなとんかつ政ちゃんだが、店内はそれなりの広さで、席数はカウンターを含めて80席ほど。座敷席も用意されているので、家族連れで人数が多くても問題は無い。ただ、人気店なのでピークタイムに行くとウェイティングがかなり発生して待たされることになる。今回、自分たちは18時頃に行ったので待つことなく座れたが、自分たちが帰る頃にはかなりの人たちが待っていた。

タレかつで有名なお店ではあるが、普通のとんかつなども食べられる。だが、ここに来たらタレかつを食べなければ勿体無い。だが、いつも同じセットを頼んでいたので、今回は新メニューである「テキカツドン」を食べてみることにした。

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このお店の丼物は、全て追加料金を払うことでセットに出来る。数種類のサラダの中から好きなモノを組み合わせ、さらにデザートとして杏仁豆腐も付いてくる。どうせだからということで、いつもこのセットを頼んでいるのだ。

というわけで、今回食べたのは「テキカツドン アボカドとスモークサーモンのわさびマヨネーズドレッシングサラダ」だ。

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※撮影に失敗して写真がブレブレである。

 

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※通常、タレかつには何も載っていないが、テキカツドンは例外的に白髪ネギが載っている。

まず、肝心のタレかつだが、これが抜群に美味い。薄いがサクッとした衣がついており、中の肉はとてもジューシー。そこに、甘めの醤油ダレがかかっており、正直これだけで何杯でも御飯がいけます!的な、最高の味わいだ。

更に、このテキカツドンは国産黒毛和牛のステーキが添えられているのだ。ミディアムレアで焼かれたこのステーキは、とてもとんかつ屋で出されているとは思えないほど美味しい。

それらが、素晴らしい炊き具合の新潟米の上に載っている。これで美味しくないわけがない。正直言えば、この米だけでもいくらでも食べられるほどのクオリティなのだ。それが、カツとステーキと組み合わさった時のハーモニーと言ったら、まさに筆舌に尽くしがたい。

 

タレかつはもっと知られるべき。

いつも思っているのだが、この新潟のソウルフードであるタレかつは、もっと世の中に広まって欲しい。だが、新潟以外でタレかつが食べられるお店はあまり見たことがない。

東京あたりに行けば、少しは食べられるお店があるのかもしれないが、もっと気軽にタレかつを食べられるようにならないだろうか。

確かに、見た目は煮込みカツやソースカツに比べれば少し寂しいかもしれない。だが、このサクサクジューシーなカツと新潟米の組み合わせは、どこに出しても恥ずかしくない味だと思うし、一度食べれば忘れられない味になるのは間違いないと言ってもいいだろう。

そんなわけで、なんかテレビとかでどーんと紹介されて、タレかつのブームが来るなんて事が起こればいいなぁ…などと思いながら、新潟から帰ってきた次第である。

最後にもう一度だけ言おう。

タレかつブームよ、来たれ!!