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自分用備忘録的な何か。

結婚を決めるのに理由なんているかい?

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今週のお題「結婚を決めた理由」

人生の分岐点「結婚」

今週のお題は「結婚を決めた理由」だそうだ。

結婚というものは、大抵の人にとって人生における一大イベントだろうから、それなりの理由が必要になるという考えはわかる。だが、自分は結婚するにあたって、特に何か理由が必要な人間ではなかった。

自分が今の妻と付き合い始めたのは2004年の秋ごろ。前々から気になってはいたのだが、恋愛に対してちょっとしたトラウマみたいなものがあって、なかなか言い出せずにいた。

※下記エントリ参照。

potatostudio.hatenablog.com

だが、妻は妻で自分のことが気になっていたらしく、むしろアプローチをしてきたのは妻のほうだった。 バレンタインデーにチョコをくれたり、ちょっと離れた町で開催された音楽イベントに誘ってくれたりしたのだ。

自分と妻は趣味(要はオタク)などで共通点が多く、話をしていても気を使う必要がなかった。そういう女性に出会う機会は極めて貴重だったので、自分としては嬉しかった。そんな人が自分を気に入ってくれている(ような気がする)というのも、また嬉しかった。

だが、優柔不断な自分はなかなか最後の一歩を踏み出せずにいた。まあ、そんなにそういう経験が豊富だったわけではないので、どうすればいいのかわからなかっただけなんだろうし、非モテ特有の「恋愛のわかってなさ」的なものがあったんだろうと思う。

 

栄光あるこじらせ系孤立。

自分は群れるのが嫌いだったので、職場の人とは距離をおいていた。一部の人達は、冬になればスキー場で、夏になれば近くの湖でウェーイ(流行ってんのこれ?)とかしていたみたいだけど、自分はそういう雰囲気が苦手で、一切参加しなかった。

あの当時、自分はこじらせ系オタクで、家に帰ればPCの前で2ちゃんなんかを見ながら悪態をついていた、ちょっと面倒くさい人間だった。勿論、会社ではそういうのをバレないようにしていたし、オタクであることも巧妙に隠していた。

だが、妻に言わせれば「オタクな人は雰囲気でわかる」のだそうだ。別に「デュフフw」 とか 「コポォww」とか、ましてや「フォカヌポウwww」などという台詞を発したわけでもないのだが、溢れ出るオーラで妻にはオタクだということがバレてしまっていたようだ。

あの頃、自分は自分のことが嫌いだった。遅れてきた厨二病みたいなもので、なんだか世界から自分が孤立しているような気もしていた。だからといって、その状況を改善しようとは思わず、正直自分の未来なんてどうでもいいと思っていたのだ。

そんな、自分で自分の事をどうしようもないと思っている様な人間に、好意を寄せている女性がいるという状況を信じていいのかどうか、自分には自信が持てなかった。

相手は同じ職場の女性である。今回も失敗をして職場で気まずい雰囲気になったらどうしようと、ひとりヘッドの中で悩んだ。だが、結局答えなど出るはずもなく、自分で自分の背中を押すしかなかった。

当時、自分は28歳。もうアラサーである。だから、付き合うとすれば自然と結婚を意識するようになっていた。

普段からモテている人からすれば、そんな先のことなど考えずに、自然に女性と付き合えるのだろうが、自分は違う。非モテなのだ。こういう機会はそうそう巡ってくるものではない。ましてやこんな、異種接近遭遇の少ない田舎では。

オタクというものは、自分の好きな話ができないと苦痛である。よく、付き合い始めてからオタクだと分かって破局の危機…なんていう話を見かけるが、その気持はよく分かる。正直、聞きたくもないディープな話を延々聞かされたら、非オタクの人にしてみればたまったものではないだろう。

妻は、自分が求めていたものを全て備えている気がしていた。付き合うのであれば彼女しか考えられないと自分に言い聞かせて告白し、 めでたく付き合うことになった。正直、断られていたら消えてしまいたい気持ちになっていたことだろう。

 

余裕の源泉。

本エントリ内にリンクした以前のエントリへのコメントで、下記の匿名ダイアリーが引用されていた。

anond.hatelabo.jp

いまにして思えばまさにこの通りで、東京に住んでいた頃の自分も、今の妻に告白した自分も、この匿名ダイアリーでいわれている「非モテ」そのものだった。

要は、余裕がなかったのかもしれない。

結果的に、自分は妻と付き合い始め、お互い結婚を意識していた事もあり、自然に結婚へと漕ぎ着け、子供も産まれて幸せな結婚生活をおくっている。まあ、「幸せな結婚生活」の定義は人それぞれだろうけど、とにかく自分たちは幸せだと感じている。

だが、世の中には「結婚」という、いわば「契約」のようなものが大きなハードルになっている人たちもいる。

例えば、子供が出来たとか、なにか社会的に「結婚という肩書」が必要になったとかの理由をキッカケに結婚する人もいる。今回、はてなが「結婚を決めた理由」というお題を出してきたのは、そういう人たちが一定以上存在するからなんだろうと思う。

妻と付き合い始める前の、こじらせていた頃の余裕のない自分なら、多分そういう人達がいるっていう事も理解できなかっただろうし、「は? 付き合ったんなら結婚するだろ普通。理由なんていらねーだろ」程度にしか思わなかっただろうと思う。

そういう意味では、自分は妻にある意味救われたのだろうと思う。いろいろな偶然が重なって今の会社に入らなければ、ずっとこじらせ系オタクで終わっていたかもしれないからだ。

一度救われた人生、今後も無駄にしたくはないし、それは人生だけでなく、はてなの中での立ち位置も一緒だ。もう孤立はしたくない。今の自分の心はそんなものに耐えられそうにないから。

気がつけば、読者の数も300人を超えている。こんな戯れ言ばっかり書いている自分だが、みなさん見捨てないでくださいね。

今週のお題を見て、ふとそんな事を考えてしまった。

そんだけ。