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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

雪国人が頼りにしている、雪かきが超はかどる除雪グッズたち。

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寒波到来。

クリスマスも終わり、天気予報では「寒波が到来し、大雪になる所もある模様です」とかなんとか言っている。

ええ、「大雪になる所」ですよここは。

毎年のパターンとして、12月下旬までにサラッと雪が降り、年によってはうっすら積もる。そして、クリスマスのあたりを境にして寒波が到来し、一度ドサッと積もる。

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※2010年12月26日。一晩で1メートルちょっと積もった。参った。

時々、それより以前に突然ブワッと積もることがあるが、その時期は積もっても40〜50センチなので、そのくらいだとどうということはない。

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※2013年の12月17日。一晩で膝くらいの高さまで積もった。

そんなこんなで、雪国ではこれから必死の戦いが始まるのである。

そもそも、ウチみたいな田舎になると、通勤は殆どの人が車である。

雪がドバっと降って困ることといえば、まず駐車スペースを除雪しないと車が出せないことだ。道路はいい。ブル (除雪車)が来てゴリゴリやってくれるから。問題は、自分の家の敷地内から車を出すために除雪をしなければならないことなのだ。朝の忙しい時間帯に、である。

雪国の人間は、冬になると天気予報に過敏になる。すくなくともウチはそうだ。余程の事がない限り、雪国で「除雪に手間取って遅刻しました」なんて言い訳は通用しない。みんな、大雪になると聞いたら、その日はいつもより早く起きて、車を出せるように朝から除雪するのだ。

そう、雪国において「雪がめちゃ積もったから会社に遅れます」なんて、ただの甘えなのだ(一部誇張してお送りしています)

というわけで、そんな本場の田舎者がどんなもので除雪をしているのか紹介してみようと思う。都会じゃ売ってなくて参考にならんかも知れないが、それはそれ。これはこれ。

 

スコップ

スコップ。何を置いてもスコップである。これがないと始まらない。

以前、栃木に半年だけ出張で行ったことがあったが、その時に20センチくらい積もったことがあった。そこは年に数回積もるか積もらないかという土地らしく、だれもスコップは持っていなかった。なんかちりとりみたいなので道路に雪を出していた。ちょっと驚いた。

このスコップ、普通に土を捨てるみたいに使うのもアリだが、高く積もった雪に縦に刺して崩すのにも使える。だいたい1メートルクラスの積雪は、まず縦から攻めて、横でフィニッシュを決めるのだ。

 

 雪押し

正式にはなんて言うんだろうこれ。普通のスコップよりも横に長く、形も湾曲している。

これは、スコップとしても使えるが、雪が少ない時期には地面に置いてそのまま押していくだけで楽に除雪が出来る優れものだ。沢山の雪をスコップ的なやり方で片付けると、当然重くて疲れてしまうのだが、これだとガシガシ押して片付けられる。ウチではここ数年はもうこれがメインの除雪道具になってしまっている。

ただ、酷使しすぎて根本?がポッキリ折れた。びっくりした。そうとう負担がかかってたんだな、ここ。 

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スノーダンプ
グリーンパル ママさんダンプ(大)

グリーンパル ママさんダンプ(大)

 

都会の人は知らないかもしれない。

よく、大雪が降りましたってニュースの時に、雪を押している道具がこれ。最近ではこの「ママさんダンプ」っていう、少しコンパクトな奴が主流になってきた。昔は除雪といえば男がやっていた(ウチはね)ものだが、最近はそうでもないってことなのかな。それとも、高齢者が楽に使えるようにだろうか。

とにかく、ドバっと雪が降ると、スコップはディテールを整えるくらいにしか使えない。まずはダンプで手当たり次第に雪を押して押して押しまくる。とにかく雪の山が平地になるまでこいつで波状攻撃を仕掛けるのだ。

雪国において、こいつが家にないって人はいないんじゃなかろうか。

 

 ダンスコ
ダンスコ イエロー アイリスオーヤマ

ダンスコ イエロー アイリスオーヤマ

 

ここ最近現れた新兵器。

ダンプ+スコップでダンスコ。こいつのいいところは、前述の「雪押し」よりも多くの雪を押して運べる点だ。しかも、取っ手部分がしっかりした作りになっている上に、押しやすく作られているため、使い勝手がいい。

スコップとして使うときは若干使いにくさもあるかもしれないが、真ん中の部品(なんていうんだこれ)を持てば、案外楽に雪を捨てられる。

正直、雪国ではここ何年も「雪押し」の全盛期が続いてきたが、このダンスコは次世代のスコップとして君臨しそうな気がしている。

 

 アイスピッケル

これは最終兵器である。

雪が積もり、たまに暖かい日があったりすると雪が溶け、雪が締まって重くなっていく。そして固まる。これが何度も繰り返されると、さながら氷のようになっていくのだ。というか、ありゃ氷だ。

いくらダンプやスコップで雪を片付けても、この氷を始末するのは容易ではない。ポリカーボネイト製のスコップでいくらガジガジやった所で割れやしない。鉄製のスコップやツルハシでガッツンガッツンやれば砕けるかもしれないが、反動で手が痛くなる。

そこで登場するのがこの「アイスピッケル」だ。

言葉で説明するのがわかりにくいので、動画で説明しよう。

vine.co

片手でピッケルを操って、もう片手でiPhoneを構えていたので、あまりその凄さが伝わってこないかもしれないが、これ本気でやるとそれはもうバキバキに氷が剥がれる。少なくともこの動画の数倍の速さで氷を砕き、剥がせる。マジで気持ちいい。

だいたい雪が落ち着いてくる時期にいつもこのアイスピッケルで仕上げをしている。これを使いはじめると、もう駐車スペースを全部きれいにしてしまわないと気がすまなくなる。それくらい面白いようにバキバキに氷が剥がれていく。

これを買ってもう4年になるが、ピッケルの先っぽはだいぶ丸くなってきている。

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だが、これでも威力の方は全く衰えない。勿論、この先端がダメになればスペアの部品だけ買うことも出来る。でも、あと数年は大丈夫だと思う。

アイスピッケル用換え針(2本セット)

アイスピッケル用換え針(2本セット)

 

 

そんなこんなで、雪国以外の人には何の役にも立たないグッズ紹介、いかがだっただろうか。

今年もまた、雪との戦いが始まる。

ついでに筋肉痛も始まる…