Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

気づけばブログを始めて1年経ちました。

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長かったような、短かったような。

昨年の12月28日。娘が生まれた次の日にこのブログを始めた。

初めは、本当に軽い気持ちだった。

別に今が重い気持ちとかそういうのではなくて、なんというか、特に「ブログで誰かの役に立ちたい」とか、「なにか自分のフィロソフィーを表現したい」とか、そういう壮大な野望があったわけではなかったのだ。ただ、誰かに自分の話を聞いてもらいたかった。そんな程度のきっかけだった。

はてなブログには読者機能とかはてなスターとかはてなブックマークとかSNS連携とか、とにかく人と繋がる事の出来る機能が標準搭載されている。

最初のうちはそんなもの全然気にしていなかった。

自分の書きたいことをひたすら書き殴る。人がなんて思おうと関係ない。自分の心の中に溜まった、自分の中に留めておきたくない何かを吐き出すために使おうと思い、実際にそうした事もあった。

どうせ誰も読んでないんだから。

ところが、誰も読んでいないわけではなかった。

始めてすぐに、なんか画面の右上の方に赤い丸が見えた。はてなからの通知だった。
「〇〇さんがあなたの読者になりました」

お、なんだこれは。読者? ファンか何か? 

正直、はてなでブログを始める前になんにも調べてなかったので、どういう仕組みなのかわかっていなかった。

よく見ると自分のアカウントの下に読者数を表す数字が表示されてるではないか。なんだこりゃ。マイミクみたいなものか。ここでもそういうコミュニティがあるのか。

 
mixi疲れ。

2006年にmixiを始めて、人生で初めてSNSというものを知った。

最初のうちは存分に楽しんでいた。自分の周りの人や、大学時代の同級生なんかも次々に始めて、サッカー関連のコミュニティを通して、会った事もない人との繋がりも出来た。

しばらく平穏な日々が続き、自分のmixiライフは充実していた。だが、2年ほど経つと空気が変わり始めた。

自分がどこかに遊びに行ったという日記を書けば、子供がいるマイミクから「いいね、自由な時間があって。子供がいるとなんにも出来ないんだよ」とか言われ、サッカー関連の日記を書けば海外厨のマイミクからは「弱い日本代表が勝てて良かったですね。運が良かっただけだよ。W杯ではけちょんけちょんですわ」とか言われ始めた。

mixiははてブとは違って、純然たるコメント欄しかない。しかも、コメントを書かれると返事をしなければ失礼的な風潮があった。正直無視したいコメントも沢山あったが、マイミクとして繋がってる人をシカトするのは気が引けた。どうやったら相手を傷つけないで、自分が不快であるということをわかってもらえるのか。そんな事で悩む毎日が続いた。

その頃、mixiには大きな転換点が来ていた。facebookのような「アプリ」の導入と、Twitterのような「ボイス」の採用、そしてfoursquareのような「チェックイン」の実装(名前は似ていても実はだいぶ違うけど)だ。

「日記」というブログチックなコンテンツがメインだと思っていた自分は、この流れを不安に感じるとともに、mixiへの情熱と執着を失っていった。

日記を書く人は減り、コメントしてくる人も減った。自分の更新頻度も激減し、月イチ→隔月→不定期更新というようになっていった。

それでも、やはり旅行に行ったり、サッカーを観戦しに行ったりすると日記は書きたくなるものだ。だが、そういう日記を書くと、やはり「お前は能天気だな」的なコメントを書き込まれる。

はっきり言うと苦痛だった。

もうmixiを離れたかった。

でも、自分は代わりになるものを何も持っていなかったのだ。

 
Twitterとの出会い。

2010年。iPhone4を購入した。

iPhoneは劇的に自分の生活を変えた。

実生活でもiPhoneは手放せないものとなったが、ネットとの関わり合いでもiPhoneは必要不可欠なものになった。

特に変わったのはSNSとの関係だった。

実はガラケーの時代からTwitterのアカウントは持っていたのだが、面白さがわからなかった。140文字しか書けないミニブログなんか何が楽しいんだろうとか思っていた。

だが、iPhoneのアプリで見るTwitterの世界は、ガラケーのそれとはまるで別の世界だった。ガラケー時代の意味不明なつぶやきを吐いていたアカウントは消し、新しいアカウントを作った。ちなみに、今でも意味不明なことをつぶやいている。消す必要はなかった。

タイムラインの管理がわかってくると、途端にTwitterが楽しくなってきた。特に、2010年は南アフリカW杯があったし、自分がiPhoneを買ったのはまさにその時期だった。サッカーの明るい話題で盛り上がっていたのだ。

フォローやリフォローという仕組みはマイミクと似ているが、もっと気軽な関係だった。今では少し違っているかも知れないが、当時は「Twitterを始めたらどんどんフォローしましょう。Twitterはゆるく繋がる事の出来る場所だから大丈夫!」みたいな空気だったのだ。

自分は新しい居場所を見つけた。mixiなんてなくてもここで生きていけばいいんだ。
ここには面倒臭い事を言ってくる人もいない。自分の置かれた立場への不満を他人にぶつけて来る人もいない。

ようやく解き放たれた気分だった。
 
 

時代は変わり、自分も変わる。

Twitterを楽しんでいた自分ではあるが、やはり140文字だけでは言いたいことが書ききれず、時に連投してしまうこともあった。だが、フォローしている他の人が1日にそんなに沢山つぶやいていないのに、自分だけ息を吐くようにツイートしていると、なんだか迷惑をかけてるんじゃないかと思うようになってきた。

やっぱりもうちょっと長い文章を書ける何かを探そうと考えて、いくつかのブログサービスを使ってみた。どれもしっくり来なかった。

だが、唐突に数年前に登録しておいた「はてなブックマーク」の事を思い出した。ソーシャルブックマークとして使おうと思って、そのまま半ば忘れ去っていたサービスだ。そして、はてなには確かブログもあったはずだよなと思い、試しに使ってみた。なかなかいい。

そんな感じで、1年前の今日、とりとめもなくブログを始めた。最初のエントリが「これからブログを始めますよろしくね!」的なものではないのは、ハッキリ言ってお試しだったからだ。

IDがpotatostudioで、ニックネームが「ゆきぼう」なのも、登録した時に使っていた主なアカウント名が、時が経って変遷したからだ。昔はなるべく自分が何者なのかを悟られない名前を使っていた。いまはそんなに気にしていないので、子供の頃のあだ名の「ゆきぼう」を使っている。Tweetアカウントはmixi時代の名残でdosei2010とした。てんでバラバラである。

とてもありがたいことに、Twitterで交流する仲の良い人も増えて、自分のタイムラインは非常に賑やかになった。田舎に住んでいるため、なかなか実際に会うということは出来ないが、新しい交流が生まれたのは楽しい。

ちょこちょこはてブが数百を超えるエントリが増えてきて、痛烈な指摘をされる事や、謎の粘着コメントを書かれたりもしている。まあ、元々そんなに文章が上手なわけではないので、突っ込みたくなる気持ちもわかるが、素人なので大目に見て欲しいと思いつつ、粘着はちょっと気持ち悪いと思い始めている。

よくよく考えると、自分は現実の世界でもネットの世界でも、いつも同じ事を繰り返しているような気がする。最初は楽しい所しか見えていないから満喫できているが、次第に嫌なことが見え始めると、そこに囚われて嫌になってしまうのだ。

今はまだ楽しい事のほうが目立つ段階なので、毎日が新鮮で楽しい。だが、またいつもの不安が自分を襲う日が来るのはいつだろうか。果たして、楽しくここで過ごせるのはいつまでだろうか。

今度はその日が来ないで欲しいと思っている。

ここは楽しい場所だから。

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