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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

君は、キャプテン翼の立花兄弟のモデルがリオ五輪代表の監督だって知ってたか。

サッカー 日本代表 ネタ
祝! リオ五輪出場決定!!

先日、U-23日本代表(以下U-23)が、U-23アジア選手権準決勝でイラクを下し、見事にリオデジャネイロ五輪出場権を獲得した。

正直言って、今回のU-23は今までで一番心配だった。

まず、五輪のアジア予選とU-23アジア選手権が統合され、カタールでのセントラル開催になった事で、それまでの「本ちゃんの試合の前に都度親善試合を挟む」という事が出来ずに強化が進まなかった。

さらに、昨年9月23日にはインターナショナルマッチデーの恩恵を受けて、J3に参戦していたU-22選抜をほぼ国内組最強メンバーにする事ができたにも関わらず、町田ゼルビアにシャットアウト負けを喫するなど、期待よりも不安要素のほうが大きくなる一方だった。

それでも、それまでのホーム&アウェー方式ならばそこまでの心配はいらないはずだった。たとえば5〜6チームずつのグループを作れば、1年くらいの期間で10試合前後の試合数が必要になる。そういう長丁場の大会に必要なのは地力だ。近視眼的な人事をしがちな中東勢が最近五輪やW杯に以前ほどの確率で出られていないのも、長期的な視野を持って強化にあたれないからだ。

だが、今回のような短期間で最大でも6試合を一気に行うような方式だと、一度崩れた流れを戻すのは容易ではない。しかも、この年代のチームは勢いに乗ると実力以上のものを発揮するが、老獪な試合運びを望むことはなかなか出来ない。つまり、序盤で事故のような敗戦を喫すると立ち直れない可能性があるのだ。そう、ロンドン五輪のスペインのように。

だが、手倉森誠監督はやってのけた。こういう大会でなにより必要なのは、内容でも自分たちのサッカーなどでもなく、コンディショニングである事を十分にわかっていたのだ。グループリーグをターンオーバーしながら選手を休ませ、準々決勝では延長戦に突入したものの我慢強く戦いぬき、昨日の準決勝では驚くべきことにディフェンスリーダーの岩波ではなくて奈良竜樹を起用した。要所要所で確かな采配を振るい、チームを勝利に導いたのだ。

昨日のイラク戦も、幸先良く先制したものの前半終了間際に追いつかれ、その後も謎の時間稼ぎにイライラさせられながら、最後の最後に原川力の決勝ゴールで「天敵」イラクを打ち破った。手倉森監督がよく使う言葉で言うのであれば「シビれる」試合だった。まだ決勝が残っているが、とりあえず最低限のノルマは達成した事になる。

本当に今大会の感想は「ホッとした」しか出てこない。五輪は欧州ではそれほど重要な大会だとは見なされていない(同年にEUROがあるため)が、日本は違う。「五輪に出られなかった」となれば、「若年層の弱体化が進んでいる。日本サッカーの存亡の危機だ」と言われるに決まっている。セルジオ越後あたりに。

確かに今回のU-23は地味だ。最も期待されているのがCBの岩波拓也であったり植田直通であったりする。日本サッカー史上、このポジションに有望株が集まるというのはなかなか珍しい。そして、チームの大黒柱はボランチの遠藤航だ。どうしても南野拓実や中島翔哉、鈴木武蔵やオナイウ阿道、浅野拓磨に久保裕也といった攻撃的な選手にスポットが当たりがちだが、このチームの中核は間違いなく守備陣にある。それがイマイチ地味に見える理由だろう。

そんなU-23代表、いや、もうリオ五輪代表と呼ぼう。リオ五輪代表を率いる手倉森監督は、実は双子である。弟は日本サッカー協会の特任コーチを務める手倉森浩。正直、同じ髪型で並ばれると、どっちがどっちかわからない。

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1985年、手倉森兄弟は第64回全国高校サッカー選手権大会で青森県立五戸高校をベスト8に導いた。顔が瓜二つの双子のサッカー選手…

どこかで聞いたことがないだろうか?

 

双子のサッカー選手「立花兄弟」

キャプテン翼。

日本人なら見たことはなくてもその名前は聞いたことがあるだろう。かつて日本に空前のサッカーブームを巻き起こし、日本のみならず世界のサッカー選手に多大な影響を与えた作品だ。

そのキャプテン翼に双子のサッカー選手が登場する。秋田県花輪SS〜秋田商工高校に所属する選手として描かれていた立花政夫・和夫兄弟だ。プレースタイルは自由奔放。アクロバティックなプレーを連発し、「ツインシュート」や「トライアングルシュート」などの漫画ならではの必殺シュートを繰り出す。

なかでも一番インパクトが大きいのは「スカイラブハリケーン」だろう。

兄弟のいずれかが足を上にした状態で仰向けになり、そこにもう一人が飛び乗って、さながらジャンプ台の如く人間を射出する。子供の頃は真面目に「すげー」とか思ったものだが、今となっては「んな無茶な」といったノリである。

さらに後には、次藤洋を発射台に据え、2人同時にジャンプしてなおかつ同時にシュートを放つ「スカイラブツインシュート」も開発されている。今にして思えば無茶苦茶な物が多いキャプテン翼の必殺シュートの中でも、立花兄弟が繰り出すものは「んなわけあるかーい」的な感じだった。かと思えば、「山猿キープ」や「ムササビジャンプ」などの地味な技も持っているから油断できない。

ちなみに、時代が流れてサッカーに対する理解が進んだ結果、キャプテン翼は以前のような必殺シュートの雨あられという感じの漫画では無くなっていった。そして、立花兄弟も出番は減っていき、ついに「キャプテン翼 GOLDEN-23」では、「ファイナルスカイラブハリケーン」を繰り出し、得点と引き換えにこの世を試合を去っている。

と、ここまで書いてきて言うのもなんだが、実は立花兄弟のモデルが手倉森兄弟であることは明言されていない。まことしやかに言われているだけだ。

実際の手倉森誠監督の必殺技は、実はつまないダジャレである。

そういえば今は冬だ。

寒くても大丈夫!

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