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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

死ぬまでにはお薬手帳は完全自動化されて欲しい。

薬漬けにされちまった悲しみに。

この1ヶ月ちょっと、人生で一番多く薬を飲んだ。はっきり言うと、色々不運が重なったせいだ。

まず、心の病で通院していて、どの薬が合うのか確かめていたので、飲む薬が増えたり減ったりと目まぐるしかった。

そんな時に激しい頭痛と微熱に襲われ、理由がわからなかったので内科でとりあえず薬を処方してもらったが治らず、鼻水の臭いがおかしいのに気がついて耳鼻科に行ったら蓄膿症が判明した。炎症を抑える薬など3種類を貰ってきた。

さらに年末には滑って転んで肘の骨にヒビが入り、痛み止めなど2種類を処方された。
年が明けて社会復帰するも、環境が変わったことによるストレスでひどい頭痛に襲われた。肘の痛みを抑えるのにロキソニンを飲んでいるが、それでこの頭痛は軽減しなかったので、緊張性の頭痛ということで、それを和らげる薬も貰った。

というわけで、ひどい時には1回に飲む薬が9種類にもなった。色々なことが重なった結果とはいえ、我ながら老人にでもなった気分だ。

そんな感じで薬漬けの日々を過ごしていると、お薬手帳の重要性をヒシヒシと感じる。

まず、これだけ多いと自分の飲んでいる薬の名前を覚えていられない。しかも、ジェネリックだったりすると、元々の名前がわからないけど。ロキソニン=ロキソプロフェンくらい連想できる名前ならいいんだけど、ロヒプノール=フルニトラゼパムとかになると、もう歴史の授業で偉人の名前を覚えている気分だ。

診察を受けている時に「いま飲んでる薬はあるの?」と聞かれても、なかなかパッと思い浮かばない。そんな時に役に立つのはやはりお薬手帳だ。とりあえずこれを見せておけば「あー、なるほどねー」とかいって、バッティングしない薬を処方してもらえる。

以前はたまにしか医者に行かないし、貰ってくる薬もいつも同じやつだったんで、いちいちお薬手帳を持って行かなかった。でも、よくよく考えたらあれは服薬履歴にもなってるわけだから、やはり医者に行く時は持っていくに越したことはない。

お薬手帳は昔の形式を引きずっているのか、一応書き込めるようになっているが、書き込まれたことは一度もない。みんなシールをペタッと貼るだけだ。だから、しょっちゅう通院してるとすぐページが埋まってしまう。手帳がまたがった時は、2冊持っていかなければならない。これらは紙の手帳を使っているうちは解決しないだろう。

 

やっぱ電子化よね。

そこで期待されるのがお薬手帳の電子化である。

現時点では、服薬管理はiPhoneのアプリで行っている。色々なアプリがあるが、自分が使っているのは下記のアプリだ。特にこだわりがあるわけではない。なんとなくこれにしたというだけの理由だ。

お薬ノート -薬歴・服薬管理-

お薬ノート -薬歴・服薬管理-

  • Plusr Inc.
  • メディカル
  • 無料

このアプリには薬のデータベースがあって、薬の名前を入力するとインクリメンタルサーチで候補が現れる。今のところ存在しない薬はなかった。あとは、飲む量と時間を登録すればリマインダーが作動し、指定の時間に服薬を促してくれる。

今の高齢者は、そんな物を渡されても使いこなす事はすぐには出来ないかもしれないが、自分らが老人になる頃にはこういうものを特に苦にせず使える人が増えているのではないか。それより下の世代になると、もはやデジタルネイティブなので、むしろ「まだ紙なの?」と思うようになるかもしれない。

だが、今の「電子お薬手帳」は、まだ単に「紙をそのままデータに置き換えた」に過ぎない。QRコードなどを読み取り、入力を簡易化し、履歴としての閲覧性の良さを実現したに過ぎない。

こらからIoTの時代になり、あらゆるモノはネットに繋がっていくことになるだろう。お薬手帳も例外ではない。ここで、こうあってほしいと願う電子お薬手帳の形を妄想してみようと思う。

薬局で処方される薬のデータを自分のデバイスで受け取ると、自動的にお薬手帳に入力されるだろう。それだけなら今とそんなに変わらないが、是非実現してほしいのは服薬リマインダーと残薬管理だ。

たとえば、飲むべき時間のリマインダーが電子カルテなんかを通じてお薬手帳に設定されて通知してくれるとか、薬を開封すると記録された薬の残量が自動的に減り、次に通院した時には病院の電子カルテに服薬状況が同期されたりすると、医師が次に処方すべき薬の量を把握しやすくなる。

いますぐに実現できるとは思えないし、そもそもそのインフラを整備するのにどれだけのコストがかかるのかは素人の自分ではわからないが、少なくともいま現在あるような「ただ書き込みを簡略化して服薬履歴としての機能しか持たない電子お薬手帳」ではなく、次世代のお薬手帳はこうあって欲しいなぁという、お薬漬け患者の希望である。

全国一律のサービスを構築するのは並大抵の苦労ではないだろうし、コストもかなりかかるだろうけど、薬局に行くたびに結構年いった人が「お薬手帳お持ちですか?」と聞かれて「いや、持ってきてねえ。持ってるかどうかもわからねえ」と言っているのを聞くたびに、「これを改善するには自動化しかない」と思っている。

残薬問題なんかも医療費を圧迫している原因の一つだし、無意味だったり危険な飲み合わせになってしまう事もある事を考えると、お薬手帳の完全自動化は将来的には是非実現して欲しいと願っている。