Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

Google Chromeに乗り換える踏ん切りがつかないので、ちょっと誰か背中を押してくれまいか。

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十数年近く前、多分2002年頃に「タブブラウザ」というものを知って、生まれて初めてブラウザを「Internet Explorerから「Sleipnir」に変えた。

初めて使うタブブラウザは快適だった。特にあの頃はまだウチの回線がISDNとかだった(ADSLはNTTの人からやんわりとお勧めできないと言われた。家がNTTの収容局から遠かったからだ)ので、多くのウェブサイトを開いておいても比較的重くならないというのは大助かりだった。

なんでSleipnirを選んだのかというと、カスタマイズが行き届いていたからだ。その頃、他にもOperaとかDonutとかLunascapeとか色々あった。とにかくその時に参考にしたのが、下記の「タブブラウザ推奨委員会」だった。

tabbrowser.info

Sleipnirを使って初めて知った機能はタブだけではなかった。今ではわりと当たり前の機能ながら、標準では実装されない事の多い「マウスジェスチャ」だ。

マウスジェスチャは、右クリックボタンを押しながら特定の動作をする事で、ブラウザの「戻る」や「進む」「タブを閉じる」などのコマンドを実行することの出来る機能だ。今で言うスワイプのご先祖様みたいなものである。

その後、Sleipnirのソースコード盗難事件なんかがあって、Sleipnirは開発しなおしになった。β版ではいままであった機能がごっそりなくなっていたので、その時点でFirefoxに乗り換えた。

Firefoxは、アドオンで欲しい機能をどんどん追加できる。Sleipnirみたいに最初から実装されているのもいいのだが、実際使わない機能なんかもある。なので、Firefoxのアドオンは理にかなっているように思えた。

だが、数年が過ぎるとFirefoxも使いにくくなってきた。アドオンを結構入れているということもあるが、どうも重くなってきたのだ。 

一番気に入らなかったのは、起動が物凄く遅くなることだった。アイコンをクリックしてから実際にブラウジングできるようになるまで数十秒とかザラだった。時にはそのまま応答なしになってしまうこともあった。

そんな時に彗星のごとく現れたのがGoogle Chrome(以下Chrome)だった。

Chromeのウリはとにかく軽いということ。そしてレンダリングが早いということだった。実際に使ってみると確かに早い。タブのデザインがなんか慣れない感じだが、動作は軽快だった。マウスジェスチャも初期段階ではどうだったか忘れたが、拡張機能で実装された。これはFirefoxから乗り換えてもいいんじゃなかろうか? そんな事を真剣に検討し始めていた。

ところが、ここで自分自身に重大な転機が訪れる。メインマシンをWindowsデスクトップPCからMacBook Proにスイッチしたのだ。

前々から店頭で見て触って実感はしていたのだが、Macのトラックパッドによるマルチタッチジェスチャは本当に素晴らしく、まるでウェブサイトに触れているかのようだった。そして、このジェスチャと最高に相性が良いのは勿論Apple純正のSafariだった。なので、それからはもうSafari一択になった。

現時点でMacでSafariを使い続けている理由がもう一つある。それは、iPhoneとの連携だ。

iPhoneのSafariで開いているウェブサイトは、シームレスにMacのSafariでも開くことができるし、当然ブックマークやリーディングリストも完全同期出来る。iCloudキーチェーンを利用すればパスワードの共有も可能だし、HandOffによる連携も地味だが便利だ。

ここで、「そんなことChromeでもやろうと思えば出来るだろう」という人が数多くいるだろう。自分もそれはよくわかっている。だが、Chromeを使うには最大の障害が一つだけ残っているのだ。

それは、iPhoneがデフォルトブラウザを変更することが出来ないというものだ。

たとえば、ウチはよく何か買いたいものを思いついた時に、夫婦でメールを使ってリンクを送って確認しあう。勿論その場にいればいちいちそういう事はしないのだが、得てしてウェブサイトを見ていて「あ、これ欲しい!」などと思うのは、仕事の休み時間とかだったりするものだ。

その時にメールでリンクを送って「これどう?」みたいな感じでやり取りするのだが、そこでリンクをタップした時に立ち上がるのはデフォルトブラウザである。つまりiPhoneならSafariだ。これはどうあがいても変更できない。脱獄? それは論外だ。流石にそこまでのリスクを背負ってまでやることではない。

2010年にiPhoneを、2011年にMacを買って以来、自分はすっかりりんご色に染められてしまった。OS Xはどんどん便利になり、iOSデバイスとの垣根がなくなっていき、結局のところ囲い込まれていく。

正直言うと、Safariで正常に表示できないページなんて殆ど無いんだが、極たまーにあるのだ。

例えば、先日GOAL TVというサッカー情報サイトでイングランドのFA杯をストリーミング中継(いっとくけどこれは合法なやつです)で見たのだが、SafariではCMが延々と続くという謎の挙動を示して見られなかった。GOAL TVが推奨していたのはChromeだったので、Chromeで見てみたら普通に試合の映像が見られた。

こういうことがあると、どうしてもChromeの方がいいんではなかろうかとか思ってしまう。ひょっとしたらChromeでも正常に表示できないページとかあるのかもしれないが、真面目に使っているわけではないのでよくわからない。

せめてiPhoneのデフォルトブラウザを変更できるようになればなぁ。Chromeに乗り換えてもいいんだけどなぁ。

やらないよなぁ。Appleは。