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自分用備忘録的な何か。

【ゲームレビュー】Miitomo 任天堂初のスマホアプリ詳細レビュー。

※間違えて一回削除しちゃったけど、こっちを検索して読みに来るひとが多いので再投稿します。

任天堂初のスマホアプリ。

先日、任天堂は同社初となるスマートフォンアプリ「Miitomo」をリリースした。

最初の発表時に、アプリの名称からMiiを使ったゲームであること、ニンテンドーアカウントを持っていなくてもプレイは出来ること、そして見た感じからして純然たるゲームではなくコミュニケーション系のゲームであることはわかっていた。

実際、リリースされたアプリを触ってまず最初に感じた印象は、「トモダチコレクション+SNS」といった印象だった。

2009年にニンテンドーDSでリリースされた「トモダチコレクション(トモコレ)」は、Miiをマンションに住まわせて、Miiの悩み事などを聞いてあげて解決すると施設が増えていく。

親密度が上がればミニゲームで遊ぶことが出来、明確なエンディングらしきものはないため、末永く遊ぶことができる。逆に言えば、「飽きた時がやめどき」なゲームだった。

じつはトモコレは、ゲームボーイカラーで発売されていた「とっとこハム太郎 〜ともだち大作戦でちゅ〜」という土台があって、それを元に開発していた「大人のオンナの占い手帳」というゲームに、マリオの生みの親である宮本茂が着目し、自身が80年代に考えていたゲームのエッセンスを組み合わせて作ったものである。

 

トモコレ+どうぶつの森+スレ違いMii広場÷3?

さて、肝心の「Miitomo」だが、Miiを使ったコミュニケーションゲームという部分はトモコレのエッセンスなのだが、トモコレは「Mii同士の交流に自分が介入する」という形だったのに対し、「Miitomo」は「自分のMiiに色々教え込んで、他人のMiiと交流させる」という、よりパーソナルなものとなっている。そういう意味ではトモコレと「どうぶつの森」の両方のエッセンスがあるとも言えよう。

わりと突っ込んだ重い質問をされることもあるが、答えたくないとき、あるいは答えが思いつかない時は、「後で」を選ぶことでパスすることも出来る。後々また聞いてくるのかは不明。

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メインのゲーム画面は上記のスクリーンショットのようになっていて、各種メニューは以下のスクリーンショットのようになっている。

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最初に作ったプロフィールの編集や、Miiのしゃべり方、挨拶のセリフなどもここで設定し直せるので、最初の設定は気軽にやっても構わない。「クローゼット」と「ことば」は、メイン画面の左下のアイコンでいつでも変えることが出来る。

ゲームの内容は、基本的にMiiからの質問に応えてMiiに自分の情報を蓄えさせる。そして、フレンドのMiiの部屋に行ったり、フレンドが自分の部屋に来て、その情報を教えてくれる。フレンドは基本的にSNSのフォロワーでMiitomoをプレイしている人を検索するか、同じマークを押したか確認して行う対面交換だ。TwitterなどのタイムラインにQRコードを載せることも出来るが、これはフレンド登録は出来ない模様。たんにMiiをコピーできるというだけの機能のようだ。

よりパーソナルな情報は「2人だけの秘密」という表示が出るので、突っ込んだ質問にマジレスしても一向にかまわない。

このMiiの質問は「アンサー」と呼ばれ、それぞれ♡(いいね!的なもの)、コメント、みんなのコメントの3つを見ることが出来る。アンサーにコメントをするとコメントボーナスということでコインが溜まっていく。このコインを使って、ゲーム内で服を買ったり、ミニゲームをする事が出来る。

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任天堂ということでミニゲームには一瞬期待していたが、このミニゲームはMiiをただ上から落とす場所を決めて、景品のあるポイントに引っかかったらそれが貰えるというだけのものだった。参加賞的なものとしてキャンデーがもらえるが、これは他の部屋に行った時にフレンドに渡すことができる。このミニゲーム事態は、ひょっとしたら確率機なのかもしれない。

確率機といわれても何のことかわからないかもしれないが、昔のじゃんけんゲームなんかがそうで、勝てるかどうかは一定の確率で最初から決まってて、ボタンを押すタイミングなどは実はなんの関係もない。この落としてMiiというミニゲームもひょっとしたら、落とす場所なんてあまり関係ないのかもしれない、いわゆるガチャの可能性もあるのだ。あくまで単なる憶測だが。

プレイするには、ゲーム内で貰える(ログインボーナス等)ゲームチケットか、ポイントを支払う必要がある。ポイントは現金でも買うことが出来、ミニゲーム画面の残ポイント表示をタップすると、購入画面に進むことが出来る。

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最大課金は8800円。このミニゲームと服のために8800円はないと思うのだが、世の中いろいろな人がいるのでわからない。

フレンドが増えたり1日に一定以上のコメントをしたりもらったりすると人気ランクが上がり、クローゼットで着替えると、ファッションランクというものが上がる。ランクはメイン画面の下に表示されていたり、自分のプロフィール画面から見ることが出来る。

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プロフィール画面では、より詳細なデータが有り、次のランクにどのくらいのポイントが必要かとか、それまでのアクティビティの内容を見ることが出来る。

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ちなみに、アンサーにハートが付いたり、コメントが付いたり、フレンド申請があると通知されるのだが、結構びっくりするので、各種設定から必要な物だけオンにしておくといいだろう。

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※下にスクロールすると出てくる通知設定。

ハートやコメントで通知が来るとバカバカ音がなって大変なのでオフをオススメする。

ゲーム内ショップでは、キャラの服を買うことができる。この「コーデ」要素もMiitomoの柱の1つだ。アバターゲームの定番でもある。

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服は、上記のようにある程度まとまったコーディネイトから、トップス、ボトムズ、帽子、シューズ、アクセサリなどカテゴリごとにわかれたものまで様々だ。毎日?入れ替わっていくらしいので、季節ものなども手に入れることが出来るだろう。

 

今どきのSNS連携も充実。

Miitomoのもう一つのウリが、Miiを使った「Miiフォト」と、それをコラージュさせてSNSに公開したり、フレンドと交換したりする機能だ。

メニューのMiiフォトを選ぶと管理画面に進むことができるので、そこで「新規作成」を選ぶ。

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上部の「Twitterを見る」を選ぶと、おそらくハッシュタグで集められた色々な人のファッションを見ることが出来る。

その先で、Miiに好きなポーズを取らせて、吹き出しをいれたり集中線を入れたりして、楽しい画像を作ることが出来る。背景は自分の端末からも選ぶことができるので、色々な使い方が出来そうだ。

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作った写真は端末に保存することも出来るが、その場でSNSに公開も出来る。

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Facebook、Twitter、LINE、Instagram、メッセージやメールに添付など、一通り揃ってはいる。一番右端にゴミ箱があるので、気に入らなかったら捨ててしまおう。なお、ゴミ箱は即消去なので、捨てる前によく考えたほうがいい。

 

 

よく考えられたアプリ。

総じて、コミュニケーションを主軸においたアプリであることが分かっていただけただろう。あまりお金の臭いが激しくないものを一発目に持ってくる辺り、任天堂らしいといえば任天堂らしい。

問題点というか、不明点は、今後の運営方針だ。

前述のとおり、このMiitomoはトモコレの様なゲームであるため、弱点もそのまま引き継いでいる。まずはゲーム内容が単調なこと。そして、トモコレより劣っている点は、Miiがなにかイベントを起こしたりしそうにないこと。

当然季節ごとになにかイベントのようなものが用意されているのだろうが、トモコレにはMii同士の結婚や出産、そして旅立ちがあった。だが、あくまで自分の分身であるMiiひとつを使用するという点において、そういうイベントは恐らく無いだろう。ミニゲームの追加はあるかもしれないが、あまり複雑なものは用意しないのではないか。つまり、トモコレより飽きが来るのが早い可能性もある。

Wiiの時代からそうだったが、Miiを使ったゲームというものは、一度飽きてしまったら殆ど見向きもされなくなる。どうぶつの森や「nintendogs」などは、部屋やペットが汚れるという要素があったため、定期的にログインしなければ…となって、逆にそれが強迫観念になってやめてしまうことも多かった。ログインを強制するのは両刃の剣だけに、このMiitomoではあまりそれはしてこないと思われる。

とはいえ、飽きさせない工夫が必要だ。それが「他人とのコミュニケーション」だけであるのなら、逆に「いいね!疲れ」や「コメント疲れ」あるいは「既読スルー」的な問題を生みかねない。

任天堂が、こういう運営の面でどういった手綱さばきをするかは非常に興味がある。

というわけで、任天堂のスマホアプリ第1弾「Miitomo」をレビューしてきたが、正直言ってまだ1日触っただけなので、実は気がついてない点も多いかもしれない。だが、「ゲーム」としては色々な工夫が凝らされていてなかなかおもしろい。

あまり「お金! ガチャ!」といった感じでないのも好感が持てる。製作者がなにを楽しんで欲しいのかすぐ伝わってくるのはさすが任天堂のゲームといったところか。

今後の展開に期待しつつ、またMiiの質問に答える日々に戻るとしよう。

Miitomoはいいぞ。

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