Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

ロシアW杯アジア最終予選の2016年内の試合展望(というよりほとんど希望)を語るぞ!

f:id:potatostudio:20160414124617j:plain

先日、クアラルンプールにあるAFCの本部において、ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が開催され、日本はグループBに振り分けられた。

グループA:イラン(42) 韓国(56) ウズベキスタン(66) 中国(81) カタール(83) シリア(110)

グループB:オーストラリア(50) 日本(57) サウジアラビア(60) UAE(68) イラク(105) タイ(119)

※括弧内はFIFAランキング(2016年4月14日現在)

最初に組み合わせを見た感想は、酷くもなく最高でもないといったところ。だが、グループAになっていたら色々面倒な事態になっていたかもしれないので、そういう政治的なややこしさを回避できたのは良かったのかもしれない。

あと、カタールは死に物狂いで出場を勝ち取るために色々な事をやってくる可能性があっただけに、別の組になったのは吉兆だ。カタールはロシアの次の開催国なので、是が非でも出場権を勝ち取りたい。フランスW杯の予選を思い出してみれば、未出場のホスト予定国がどんな雰囲気かは説明するまでもないだろう。

では、グループBの日程、各国の戦力分析及び展望を見てみよう。

 

2016年9月1日 日本vsUAE

最終予選の初戦という重要な一戦はUAEとの戦いで幕を開ける。UAEはランキングでは日本より下だが、オーストラリアで開催されたアジアカップ2015で、PK戦とはいえ準々決勝敗退に追い込まれた相手であることを忘れてはならない。

UAEは本国では「黄金世代」とされているチームで、プレーもダイナミズムに溢れ、クラシカルな10番タイプであるオマル・アブドゥルラフマンやマフブートなど、勢いに乗せると爆発的な攻撃力を発揮する選手がいる。

長くプレーしている選手が多いだけに、頻繁にポジションチェンジを行って相手を混乱させる成熟度をみせる。ただ、ペース配分があまり上手ではないので後半の終わりにはかなり体力が落ちる。狙い所はそこだ。

アジアカップでの戦いぶりで日本との対戦には自信をつけているだろう。この初戦は、あのアジアカップからどれだけ日本が成長したかを見せられるベンチマークになると言える。

おそらくメディアは「リベンジ」などといって煽るだろうが、W杯に出てそこでいい成績を残すのが目標なのであれば、ここは格の違いを見せつける必要がある。簡単ではないが、達成して欲しいミッションだ。

 

2016年9月6日 タイvs日本

初戦を終えて次はアウェイでのタイ戦だ。

タイは最近タイ・プレミアリーグが盛り上がっており、かなりサッカー熱が高まっている。だが、実力的に考えるとこのグループでは最も力の劣るチームであることも確か。ここは絶対に勝点3が必要だ。

東南アジアの国と対戦すると、日本はフィジカル面で優位に立てる。普段は「フィジカルがー 身体能力がー」という言い訳をよく聞くが、タイとの戦いにおいてはそれは許されない。結果だけでなく内容も…と言いたいところだが、正直予選なんて勝てばいいのだ。内容が良くても負けてしまっては意味が無い。このタイ戦は勝つ!それがノルマだ。

 

2016年10月6日 日本vsイラク

イラクもアジアカップ2015のグループリーグで対戦している。その時は本田圭佑のゴールで1−0で勝利した。

その後、イラクとはホームで再戦している。ハリルホジッチ監督就任間近だったこの試合は、日本が4−0と大勝した。この試合はアジア2次予選の為に行った親善試合だったが、本来ならお互いに2次予選を控えたガチガチの戦いになるはずが、イラクは予定されていたW杯予選の試合が突如延期になってしまい、著しくモチベーションが低下していた。残念ながらこのスコアは当てに出来ない。

というわけで、アジアカップでベスト8で敗れた日本とベスト4のイラクとの戦いは、正直予想がしにくい。どういうメンバーで来るかも現時点では予想しにくいだろう。ここはJFAスタッフのスカウティング能力が試される。勿論、ホームでやる以上ノルマは勝点3だ。

 

2016年10月11日 オーストラリアvs日本

最終予選の最初の大一番。そうであるだろうし、そうなってほしい。

オーストラリアは地図上では日本の真南にあるが、飛行機で行こうとすると実は10時間くらいかかってしまう。おそらく会場はメルボルン・クリケット・グラウンドになるだろう。

オーストラリアは五輪にも出てないため、若年層の強化がうまくいっていないように見えるが、実はそんなことはなく、むしろ若い世代はフル代表に引き上げられていて、海外リーグに所属している選手もいる。

GKのライアン、DFのセインズベリー、MFのジェディナック、FWのクルーズ、FC東京にいるネイサン・バーンズ、そして、日本キラーとも言えるケイヒルと、おなじみの選手も健在だ。

ここは勝ち点を獲得できれば御の字でいいだろう。メルボルン・クリケット・グラウンドはいつも芝が深い上に状態が酷いため、日本は実力を発揮しにくい。ドロー以上の結果であれば文句はない。

 

2016年11月15日 日本vsサウジアラビア

実はこのグループで一番不気味なのがサウジアラビアだ。

かつては中東の雄として名を馳せたサウジアラビアだが、2011年にサウジのサッカー協会会長が対外試合を禁止してFIFAから制裁を食らいそうになり、結局会長を交代させることで事なきを得るなどゴタゴタが続き、代表チームの成績も低迷を続けた。

2015年の8月に、オランダ人のベルト・ファン・マルワイクが代表監督に就任した。そう、あのファン・マルワイクである。小野伸二が所属していた頃のフェイエノールトの監督であり、2010年W杯でオランダ代表を決勝まで導いた名将だ。

彼が就任以降サウジは負けがない。サウジというとジャックナイフの如きカウンターが脳裏に焼き付いているが、今はウイングとサイドバックのコンビネーションで深いところまでえぐってクロスを送り、中央のCFが決める、あるいは逆サイドのウイングが飛び込んでくるという、まあ伝統的なオランダスタイルのチームになっているらしい。

この試合でも出来れば勝点3が欲しい。ここまでの5試合で勝ち点13以上は高望みしすぎだという人もいるかもしれないが、ホームが3試合なのだ。勝たねばならない。

2016年に行われるアウェーは、特にUAEとイラクとの試合が中立地開催(噂によればテヘラン)になる公算が高い。そういう不確定要素が多いアウェーに多くを期待するほうが危険なので、2016年のホーム3試合がかなり重要なのだ。

実際の所、上位2チームがW杯に進出するため、最悪アウェーは1試合くらい負けても勝ち点上は問題ない。だが、ホームでは是が非でも勝ち点3をゲットして欲しい。

というわけで、2016年内のロシアW杯最終予選の展望を書き連ねてみた。ほとんど希望だけど…

正直、イラクとタイはメンバーがどうなるか不明だし、サウジに至っては最近フル代表の試合は全くもって見ていない。なので、実際に試合を見るまではわからないことだらけだといえるだろう。

とりあえず11月のサウジ戦が終わったら、また2017年の後半戦の展望でも語ってみようと思う。

結論:2016年の勝ち点は12ないし13を期待したい。期待ですよあくまで。

以上。

【関連記事】

potatostudio.hatenablog.com