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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

賞味期限って意味あるだろ。

雑記

※本エントリでは「賞味期限」のみを扱っています。「消費期限」はまた別の話。

先日、下記の記事を読んだ。

www.itmedia.co.jp

賞味期限・消費期限が切れた食品はどうしますか?──既婚女性の回答をマーケティング支援のソフトブレーン・フィールドがまとめた。

賞味期限・消費期限が切れていても、豆腐・あげ・納豆、パン、ハム・ソーセージ、卵、冷凍食品は40%以上が「日数が経っていなければ気にしない」と答えた。

一方、精肉、鮮魚ではそれぞれ25.7%、22.1%にとどまったが、冷凍保存していれば気にしない人は、精肉で62.4%、鮮魚で50.0%という結果に。

また、「変な臭いじゃなければ気にしない」人は、豆腐・あげ・納豆、精肉、鮮魚、ハム・ソーセージで約20%、卵、冷凍食品、パンで約10%だった。

というわけで、賞味期限が過ぎていても、ほんのちょっとなら気にしないという人が結構いるという話だ。

とはいえ、4割が気にしないと答えているのは冷凍食品であって、生鮮食品には流石に抵抗があるらしく、 「気にしない率」はガクッと下がる。日数が経っていなければ…ということは、日数が経っていれば捨てるということになるだろう。

自分は以前外食で働いていた事があるので、結構賞味期限には敏感だ。とはいえ、賞味期限を多少過ぎても平気なのも知っている。自分が言いたいのは、賞味期限を大いに過ぎるほど沢山買い込んで冷蔵庫にしまっておくとか、そういうのがアホらしいということだ。

勿論、個々人が置かれた状況によって変わってくるのは承知しているが、正直日本で週末にドカ買いするしかない人ってどのくらいいるのだろうか? シングルマザー(ファーザー)とか、スーパー限界集落に住んでいるのならわからないでもないけど、日本のライフスタイルなら、週に何度か買い物に行くのはそれほど難しい話ではないと思う(老人なんかは別)。

そんな状況で賞味期限切れになってしまうのは、やはり「買いすぎている」んだと思う。食品ロスの話題が度々テレビ等で話題になるが、特に冷凍食品に関してはなんか万能感が溢れ出すぎているので、ついつい突っ込んでしまうのだろう。

だが、冷凍も万能ではない。

昔、子供の頃に、冷凍庫にずーっと入れておいたアイスクリームを食べようとした時、スプーンを刺したら糸を引いたことがあった。あまりにビックリしたのですぐ捨てたのだが、アイスクリームだって悪くなるのだ。いわんや他の冷凍食品をや…である。

現在は不況の真っ最中の日本とはいえ、飽食の時代と言われて久しい。スーパーやコンビニに行けば食品で溢れかえっているし、それが当たり前だと思ってしまっている。だが、5年前の東日本大震災の時に我々は経験したはずなのだ。あの「物がないという異常空間」を。

あれから5年が経過し、結局はエネルギー問題もうやむやのまま先延ばしにしている。そして、「物を大事にしない生き方」も相変わらずのままだ。

時々、「賞味期限など気にしなくてもいい」的な意見を見かける事がある。それは一部は合っている。確かに、賞味期限の設定はかなり厳しいし、3分の1ルールのせいで流通段階で廃棄される製品が多いのは、かなりの食品ロスを生んでいる。

だからといって、あの数字に「意味は無い」と言ってしまうのもどうかと思う。

賞味期限は1つの指標なのだ。きちんと冷蔵庫の中身を管理して、無駄を出さないように整理するための基準なのだ。勿論、本来の「美味しく食べられる品質を保持できる期間」という大きな目的もあるが、先入れ先だしをきちんと守って食べるための指標でもある。

中には、期限切れギリギリの安売りされているものを買ってきて食べている人もいるだろう。それはそれで1つのライフスタイルであり、他人が口を出すべき部分ではない。きちんとすぐ食べるのであれば大いにアリな方法である。

だが、大抵の「賞味期限を気にしない」と言う人は、「賞味期限を過ぎた食品を家で見つけてしまっても気にしない」であろう。そういう人は、そもそも先入れ先出しで冷蔵庫を整理するという事が出来ない人である可能性が高い。そうなると、冷蔵庫や冷凍庫の奥からとんでもなく期限の過ぎた食品が出てきたりするのだ。ウチの祖母がまさにそうだだった。

たしかに、業界の3分の1ルールなどは見直されるべきだろうが、賞味期限の管理はやはりある程度やっておくべきだ。冷凍保存にも限界はあるし、実は傷んでいるのに食べてしまうリスクだってある。

一番大事なのは、必要な物を必要なだけ買ってきて、然るべき期間内に消費することである。個々人がそうする事によって、少しでも食品ロスを減らしていくのも、この飽食の時代に生きる自分たちに課せられた義務と言えるだろう。

せっかくの食べ物なんだから、美味しいうちに食べようよ。

MOTTAINAI。