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自分用備忘録的な何か。

かみさまのいるせかい第1話「Contact」あとがき。

先日Pixivにアップした、自分のオリジナル漫画「かみさまのいるせかい」の第1話のあとがきを記します。

前のエントリにも書いた通り、元々このお話は大学生時代に考えた読み切り用の漫画が土台になっています。それに、突然思いついた続編を肉付けして、わりと長編の物語が出来ました。

ですが、いかんせん第1話は読み切りの体裁を保ったままなので、一見するとこれでお話は終わりのように感じられる構成になっています。

厳密的には第1話は、その後のお話の前日談的な扱いで、主人公たちの中学生時代を描いたものです。

中学生を主人公にした理由は、義務教育だから学校にずっと来ないやつがいても退学にはならないという発想から設定しました。

さて、この物語はとある神話体系がモチーフになっています。

大学生時代に考えた初期稿では、敵対勢力がぜんぜん違うものになっていました。旧支配者ではなく、「大きな赤ん坊と呼ばれる宇宙人と、『銀行家』たち」でした。ちなみに、大きな赤ん坊とは、いわゆるグレイ型宇宙人、銀行家たちは、金星人とのコンタクティであり、世間一般で最も有名な空飛ぶ円盤の名前の起源となったジョージ・アダムスキーが主張していた、自分を陥れている世界を裏で支配する闇の組織的な存在のことです。

宇宙人であるセスティアの母星も、ノーデンスではなくプレアデス星団にあるエリアスという惑星という設定でした。まあ、宇宙人と言えばプレアデスですからね。キャッチーな単語を選んだというわけです。

トンデモ業界に詳しくなければ意味がわからない単語ですが、元々続きが存在しない話だったので、特に問題ありませんでした。

ですが、今回続きを作るにあたって構想を練り直した結果、敵対勢力を旧支配者に変更しました。これにより、その後の物語の流れが決定し、主人公の立ち位置もはっきりしたものになりました。

第1話だけ読むと、なんとなくSF的な物語に思えるかもしれませんが、ジャンル分けをするとすると、そういう枠組みにはなりません。あえて言えば、これは人間たちの成長の物語と、日常が非日常に変わっていく恐怖と絶望、そして人知を超えた存在を前にしたの人間の無力さのようなものをちょっとだけ近未来の日本を舞台にして描いたものです。いわば、この神話体系の始祖であるHPLが提唱するコズミックホラーを自分なりに解釈したものなのです。

というわけで、第2話を見てもらえば、この物語がどういう方向性なのかをわかってもらえると思います。

万が一、興味があるという方がいらっしゃったら、第2話以降も見てくださるとうれしいです。この「かみさまのいるせかい」は、第2話からが本当の始まりなのです。

というわけで、またそのうちお会いしましょう。

それでは。